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神童 ー学園内抗争編ー  作者: Alice Lee


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Episode 9 忌み子






 晴天の空高く、響き渡るファンファーレと共に105mm榴弾砲による礼砲二十一発が空へと放たれるのであった。


勿論、空砲である。


本来は国賓を迎える行事や天皇即位の際に行われる事となっているが、この学園では祭り開催の慣例として執り行われていた。


それだけ、重要視されている催しであった。


 競技場のスタンド席は開会セレモニー同様に生徒達や学園関係者達で埋め尽くされていただろう。


当然、屋内観覧席からはS級神童達十二名がモニターが備え付けられたリクライニングチェアーに身体を預け、これから始まろうかという死闘に胸を躍らせていた。


否、冷徹なまでに静観していた。


彼らの顔を覆っている仮面の目元は、その視線だけで人を殺めてしまうのではないかと思えるくらい冷淡であった。


新しく開発され披露される人殺しの兵器を、幾度も幾度も繰り返し見せられたかのような、そのような死んだ目であっただろう。



 祭りの進行役である一人の生徒が、慌てながら紳士服の袖に腕をを通しながら壇上へと姿を見せるのだった。


彼は紳士服を着た白兎の格好をしており、その手には懐中時計が握られていた。その着ぐるみを纏っているのは大会運営委員の一人であり、その正体は誰にも明かされてはいなかった。


懐中時計の針を睨みながら彼は声を張り上げる。



「あぁ、もう! 大切な時間に遅れちまったじゃねえかよ糞野郎! 年に一度の能力者の能力者による能力者の為の祭りだぜ馬鹿野郎! いいかお前ら、いまこの瞬間から、学園最強の座を争いチーム同士による死闘が繰り広げられるんだぜい! お前らはその決定的瞬間の目撃者になるんだ。刮目し記憶に刻みやがれってんだ馬鹿野郎!」



 進行役白兎の煽りの一声で、会場内は盛大に沸き上がる。その歓声と罵倒の嵐により隣人との会話が成立しないほどであった。


「遅えんだよこの白兎野郎!」


「御託はいいから早く試合を見せやがれ! 昨日からずっと待たされてる俺達の気持ちがテメェに分かんのかよっ!」


「白兎ちゃん頑張れー! 応援してるよー!」


「…………なんで白兎……白兎……あっ、不思議の国のアリスに出てくる例のアイツか!」



 三者三様ではあったが、観客達に共通する想いは一つであった。


頼むから早く試合を始めてくれないか、である。


その気持ちに応えるかのように白兎は第一戦の対戦チームを紹介するのであった。



「じゃあ野郎共! さっそく始めちゃいますかぁ! 記念すべき第一回戦、Aブロック第一試合は、いっきなし登場の三年の部A組、四天王の一人でもあるあの須郷(すごう)都夷亜(といあ)率いるチームAnswer(アンサー)X(クロス)対、今回が初出場であり全員が女性で構成されるチーム、悩殺爆弾(チェリーボム)だぁ! 彼女らの素性は今大会の特例措置として現生徒会執行部役員以外には伏せられており、覆面に覆われたその素顔を見た者はまだいない。それは何故か……その方が盛り上がるからに決まってんだろバーカ!」



 会場中からブーイングが沸き上がるのだが、それに反して試合に対する期待値はヒートアップするのであった。


最強と呼ばれる四天王チームに賭ける者が多かったが、いまならばまだ他のチームに賭け直すことが出来た。


正体不明のチームはダークホースとしてオッズが高くなっており、これも大会を盛り上げる為の措置であったと思われる。


また、他に伏せておかねばならない理由があったとも思われる。


 競技場内中央に陣取るサッカーグラウンド。それ自体を闘技の場であるリングに置き換えていた。


白兎の合図によって、グラウンド周囲には防壁がせり上がりリングを取り囲むと、そのリングの中では至る所に障害物が設置されるのである。


そして芝の上に無造作に配置される数々の武具。


勝利条件は相手選手を行動不能の状態にするか、リングの外に追いやり場外とすること。


もう一つが、自ら負けを認め試合を棄権することの三つであった。


その他のルールは無用の死闘が、いま開催されるのであった。


 アナウンスによってチーム名が呼ばれると、会場へと姿を現す両チームの面々。グラウンドの両サイドに並び、互いに睨みを効かせるのだった。


チーム全員が短パンTシャツ姿のAnswer Xと、エナメル調のボンテージスーツとロングブーツ、紅を塗られた艶めかしい口元と目元のみを露出した猫耳マスクを被った悩殺爆弾のメンバー達。


筋骨隆々とした彼らに対し、身体の線が露わとなった悩殺ボディの彼女達。


まるで対照的な絵柄であった。


 試合前の身体検査を終え、互いのリーダーから手渡されたオーダーに目を通した白兎は、先鋒と表記されている名を読み上げるのだった。



「先ずチームAnswer X先鋒は、シャツの上からでも分かる逞しい大胸筋と、茶褐色の肌が特徴的な寺王院(じおういん)選手! 対する悩殺爆弾先鋒は、白いボディスーツとはち切れんばかりのダイナマイトボディが目に嬉しいレディ・フォード(偽名)選手! 両者は(すみ)やかにリング中央に進みやがれ! 後は試合開始のゴングを待つだけだぁっ!」



 リング中央、センターサークルに歩み寄る二人が足を止めると、その視線は激しく火花を散らす。観客達のボルテージが最高潮に達したその瞬間、試合開始のゴングが鳴り響くのであった。


 

「女だからといって手加減してくれると思うなよ!」



 先に手を出したのは寺王院であった。彼が叫ぶと同時に突き出された舌先から、緑色をした粘液が飛び出すのだ。


軽やかに身をかわす白猫娘であったが、彼女の後方に設置されていた鉄の防壁はみるみると腐食を始めてしまうのである。


強酸性の粘液。


寺王院の能力であろう、彼から発せられる体液はあらゆる物体を腐食させてしまうのだった。


 フォードは次々と放たれる粘液を躱しながら一旦距離を置くべく後方へと宙を舞う。


しなやかであり俊敏なその動きは猫ではなくまるで女豹であった。



「ちょこまかと逃げてばかりじゃ、いつまで経っても俺には勝てねえぜ猫娘!」


 

 寺王院の能力はなにも舌先からだけの粘液が武器ではない。両掌に滲み出た汗を指先に伝わせると、腕を振り上げ上空へと撒き散らすのだ。


雨の如く襲い来る強酸性の汗はフォードの頭上へと振り注ぐのだった。


しかしフォードの表情には余裕が見てとれた。


卑猥な唇の周囲を自身の舌で舐め回し、このように告げるのである。



「愚図で鈍間なお馬鹿さん。もしも私が勝ったなら、その時は現金で十万よこしな」


「ふざけろ小娘。仮に負けたとして誰が十万円も払う馬鹿がいるかよ」


「私、十万円なんて言ってないけど?」


「なんだと……」


「米ドルに決まってるでしょ!」



 強酸性の汗がフォードの身体に触れる直前、彼女の姿は既にそこから消えていた。


広いリング上にまばらに設置された障害物から、衝突音だけが響き渡るのだがその存在を目にする事は出来ない。


音だけが、ほぼ同時に発せられていただろう。


 進行役の白兎が驚いた声で実況するのだった。



「寺王院選手の腐食性体液を前に、なんとなんとレディ・フォード選手の姿がリング上から消えてしまっただとぉ! 彼女はいったい何処に消えやがった馬鹿野郎!」


 攻撃の対象を見失った事で焦りを見せる寺王院。だが彼も考える。着ていたティーシャツを脱ぎ捨て、汗を滲ませるのであった。



(例えスピード型の能力者だろうと、俺に触れた時点で負けは確定だ……どうするよ、子猫ちゃん)



 そのように考えていた寺王院の耳元に、背後に忍び寄ったフォードがフッ、と息を吹き掛けこのように囁くのだ。



「私、汗っかきの男の人ってタイプじゃないのよね、残念だけど」



 驚いた寺王院は拳を振り回し姿の見えないフォードに当てようとするのだが、既にフォードはその場に居なかった。


彼の額に冷や汗が浮かんだその刹那、リングのあちこちに転がっていた武具が、まるで意思を持っているかのように襲ってくるのであった。


リング内を駆け回るフォードが次々と武具を広い投げているのだが、そのあまりにも速い動きから武器が勝手に飛んできているように見えているだけであった。


 白兎は叫ぶ。



「これはなんということだ! いまや数ある武具に命が宿ったかのようではないか!」



 フォードの動きは光速の域にあまりに近い。目視で捉えることは不可能に近く、彼女が放つ一撃は膨大な質量を伴う。


だがその質量攻撃に自身の肉体が堪えられないのも事実。


だからこそ、力を抑え武具の投擲という手段を選んだのであった。



「舐めんなよっ!」



 寺王院は全方向から迫りくる武器攻撃を受け止めるべく背中を丸め全身に力を込める。


滲み出る強酸性の汗は粘性を帯びると、その背中全体を覆いコーティングするのであった。


そして突き刺さる無数の武具。


しかし、刺さってはいない。


皮膚を覆う薄いコーティングに阻まれ、大量の武具は彼の肉体に衝撃こそ与えたものの、瞬時にして腐食を始めたのである。



 白兎は思わず声を漏らす。「す、スゲェ……」、と。



「聞こえているか小娘? お前の策もこれで封じられたも同然だ。勝つ為には、俺に触れなきゃならないんだからな」


「ええ、聞こえてるわよ鈍間さん。でも、これで私の勝ちが確定したわ。貴方が避けるんじゃなくて武器を受け止めてくれたおかげで、直接触れなくて済むんだもの」


「……!」



 いまや腐食して溶解を始めた武具の数々は、鎧の如く寺王院の背中を覆い尽くしていただろう。


寺王院も察するのだった。


この上層に更なる武具を浴びせられ、その上から直接攻撃をされたなら、果たして肉体はその衝撃に堪えられるだろうか、と。


そして彼が想定した通りの攻撃が、成されるのである。



 進行役の白兎が試合終了のゴングを鳴らす。そして勝者レディ・フォードの名を声高らかに告げると、リング内に救急医療班と担架が持ち込まれ瀕死の寺王院が運び出されてゆくのだった。


 この試合の早過ぎる展開、そして何が起こっていたのか理解出来ず会場中が無言による静寂に包まれるのだが、一人、また一人と拍手が起き始めると、一転してフォードを称える歓声で埋め尽くされるのであった。


その盛大な盛り上がりは選手達の控え室にも轟いており、彼らFuture Worldの面々も何が起きたのかと驚いていたようだ。


 ヒロトは自分の試合が待ちきれないようであり、俺も早くその会場に乗り込み注目されたい、と駄々をこねていた。


まるで欲しい玩具を前に床に転がる子供のようであっただろう。



「あぁ畜生! 誰だか知んねえけど俺より目立つとか許せねぇんだけど! 早く試合に出しやがれってんだ!」



 豊満は例によって呆れ顔で窘めるのだが、この会場の盛り上がり様には驚くばかりであった。


いったい、どのような試合が行われたのか、と。



「おい、ヒロト。いい加減落ち着きやがれ。出番は直に来るんだ、そんなに焦るんじゃねえよ」


「でもよぉ、こんなに盛り上がってんのに何で俺らは控え室で待機な訳よ? そんなスゲェ試合なら俺だって見てみてえよ」


「俺だって気にはなるさ。だがな、これも決まりなんだからしようがねえだろ」


「決まり決まりって、何でも決まりで縛りつけやかってよ。糞くらえだぜ!」



 一人静かに対戦表を眺めていたチームリーダーの甲斐が、独り言のように語り始めるのだった。


直ぐ横に立つ巳華流はそのような彼の声を聞き漏らさなかった。


そして生唾を呑み込む。



「 チームの全員が正体不明の悩殺爆弾(チェリーボム)……。このAブロックにおけるダークホース的存在だよね。僕達がBブロックのダークホースと自称するのと同じで、彼女達は今大会におけるもう一つの台風の目になるかも知れないよ。ひょっとしたら、対戦相手であるAnswer Xの初戦敗退もあり得るかもね」


「ま、待ってよ甲斐君。相手は四天王の一角を担う強豪チームだよ。それが初戦敗退って……その悩殺爆弾ってチームに何か心当たりでもあるの?」



 巳華流に対し軽く笑みを浮かべた甲斐は、次のように語るのだった。



「巳華流君。君は知っているはずなんだけどね。いま勝者コールで呼ばれた、レディ・フォードの正体を」


「えっ? 僕には全然心当たりがないんだけど……」


「そりゃそうさ。あの頃の君は今と違って手がつけられないほど荒れてたからね。君のお爺さんが、ある人物を頼ってお祓いに連れ出したことは聞いてるよね?」


「う、うん……詳しくは教えて貰えなかったけど、祖父は……僕のせいで……」



 涙が溢れ出しそうな巳華流を心配してヒロトと豊満も話に割って入るのだった。



「おい甲斐、巳華流を泣かしてんじゃねえよ」


「過去に何があったよ巳華流。なんなら、俺が力になってやってもいいぜ」


「だ、大丈夫だよヒロト君、豊満君……大丈夫だから……」



 甲斐は巳華流の肩を軽く叩きながら他意がなかった事を謝罪する。



「ごめん、そんなつもりで言ったんじゃないんだ。僕の昔からの知人がこの大会に参加したいと言ってたんだけど、対戦表の何処を見ても彼女の名前が見当らなくてね。もしかしたら、この悩殺爆弾ってチームがそうじゃないかな、って思った訳だよ」



 涙を拭いながら、巳華流が甲斐に尋ねる。だとして、何で僕が彼女の正体を知っていることになるの、と。



「僕の昔馴染みが言ってたんだ。どうしても自分のチームに引き入れたい娘がいるってね。彼女は金に目がなくて男を知らない。いや、それはどうでもいいんだけど彼女の能力がとにかく凄いのよ、ってね。その娘の話を聞いている内に、ふと気付いたんだよ。僕はその娘のこと、知ってるってね」



 ヒロトもその話に興味を抱き会話に割り込んでくるのだった。強い奴と聞いて放っておけないのが彼、ヒロトという男であった。



「マジで教えてくれよ甲斐。そのすげぇ女、レディ・フォードの正体をよぉ」


「僕も知りたい……」


「俺も聞かせて貰おう」



 皆が甲斐の言動に注目していただろう。四天王チームの一人を容易く倒した選手。その正体と能力について。



「彼女の正体は大会規定によってまだ明かせないんだけど、持ってる能力はスピード系ってことだけは確かだよ」


「ちっ! なんだよ、結局はまた規定かよ。決まりばっかでつまんねえのな!」



 ヒロトが憤慨するのも無理はない。ルール無用の闘技会とは言っておきながら、その運営には細やかな決まりで縛られているのだから。


しかし甲斐は続ける。



「名前はまだ明かせないけど、彼女が何者なのかは教えてあげられるよ? 彼女はかつて、忌み子と呼ばれていたんだ」



 ヒロトと豊満は顔を見合わせながら頭を抱えるのであった。忌み子とは、不浄な何者かに取り憑かれた忌むべき存在であり、それは魔神に身体を乗っ取られたかつてのヒロトと同じではないのか、と。


だがそれは違った。


 巳華流は失っていた記憶を突然思い出したかのように口を開くのだった。何故いまのいままで彼女のことを忘れていたのだろうかと、疑問に感じながら。



「あのねヒロト君、豊満君。忌み子っていうのは本来神に仕える巫女さんのことを指す呼び名なんだ。神寄せにより神託を授けたり、祭司が行う神事の補助をしたりね……」



 ヒロトは続けざまに尋ねる。なんでその巫女さんを巳華流が知ってんだよ、と。



「それは……それはね、実は僕、自分の能力に呑み込まれて自我を失ってた時期があるんた。そのせいで沢山のひとを傷つけたし、大切なひとを……」



 過去を振り返り痛みに堪えている巳華流を見兼ねた甲斐が、「もうそのくらいで」、と遮ろうとした手を払い、巳華流はこのように続けるのだった。



「いいんだ甲斐君……もうあの頃の弱い自分じゃないし、あの時のことも思い出しちゃったしね……」


「そっか。例の儀式のこと、思い出したんだね」


「うん……」



 かつて巳華流圭佑は、暴走した自らの能力によって自我が崩壊し、精神を病んでいた。まだ九つという若さでありながら、彼の父親はその特異な能力を怪異として捉え古い土蔵の中に約一年にも渡り監禁するのだった。


権威ある巳華流家の名が汚されてしまうと、人目につかぬよう隔離したのである。


しかも母親に至っては腹を痛めた我が子でありながら、不浄の子として一切の関わりを絶ってしまうのだ。


その目はまるで、鬼の子を見るような冷たいものであっただろう。


 幼い圭佑を絶望の淵へと追いやったことは言うまでもない。しかし彼の祖父であり巳華流家当主、千河は違った。


娘の子である圭佑の才能を早くから見いだし、物心つく頃には次期当主としての帝王学を叩き込むのであった。


それは厳しくも、深い愛情に満ちていた。


そして神童としての異能を発現したある日、千河は悟るのだ。


この子は、この子の手はこれから先たくさんの人命を奪ってしまうだろうと。


 土蔵に隔離されてから一年、千河は古くからの知人を頼ると我が子の反対を押し切り圭佑を連れ出すのであった。


其処は人を寄せ付けぬ孤島にある神社。


 宮司はこの島に古くから伝わる儀式を用いて圭佑の異能を取り祓うと約束するのだが、それは(みそぎ)祓いの原点であったかも知れない。


宮司の娘であり巫女である少女の身体を形代とし(けがれ)を移すと、少女は清らかな水を浴びその穢を洗い流す予定であった。


が、圭佑から穢を移す段階で異変が起きる。


祈祷を行っていた宮司が突然の心不全によって命を落としてしまうのだ。


その直後であった。


拝殿の中で、無意識の中で暴走した圭佑と 穢を移された巫女の二人が互いに殺し合いを始めたのである。


それを止めようとした千河は深手を負ってしまう。


彼を助け手を貸したのは、圭佑と同じく穢祓いを受ける為に拝殿を訪れていた甲斐繁成とその兄であった。


 甲斐達の助けがあってか、圭佑と巫女の二人は昏睡状態に陥り、事は辛うじて終息するのだった。


ただし、数日後になって巳華流千河はその時の傷が原因で命を落としてしまうのだった。


 甲斐が何故、巳華流圭佑の過去を知っていてその身を案じているのか、何故巫女の正体について憶測出来るのか、その理由がこうであった。


甲斐は思う。


あの時の忌み子がレディ・フォードであり、もう一つの理由である忌むべき存在としての忌み子が、巳華流圭佑なのだろうと。





巳華流圭佑と甲斐の出会いが判明いたしました。


過去に二人は出会っていた。


いや、三人は出会っていた。


レディ・フォードの正体とは?


まだまだAnswer Xと悩殺爆弾の試合は始まったばかり。


果たして試合の流れや如何に。


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