神童 ー学園内抗争編ー
最新エピソード掲載日:2026/01/09
神童と呼ばれる能力者達の保護育成を目的に、次世代の国防兵器転用をも念頭に研究を進めている国の機関、国立富士宮学園。其処へ転入してきたのが非能力者である赤髪短髪の青年、宇童ヒロトであった。
彼自身は神童ではなく能力の保持者ですらなかったが、現代における人類とはかけ離れた存在であり、それ故に国外勢力にその存在を知られる訳にはいかなかった。
外の世界から完全に隔離されその存在を隠匿された此処、国立富士宮学園で、その身柄を保護し彼の情報を外部に漏らさぬことこそが、強いては日本国とその国民の平和と安全に繋がっていたであろう。
彼、宇童ヒロトこそが新たな人間の可能性を秘めた存在であり、真人類とも呼べる存在であったからだ。
だが、彼自身はその秘めたる力に気付いてすらいなかった。
国立富士宮学園の学生として新たなスタートを切ったヒロトであったが、その彼を待ち受けていたのは学園内で執り行われる最大の行事のひとつ、生徒会役員選考闘技会、通称「祭り」であった。
学園に在籍している学生達全員の中からチームを組み参加を表明した者達が、生徒会役員の席を巡り命を賭けて闘うのである。
また現在生徒会長代理が纏めている生徒会執行部役員の任期切れに伴い、新たな役員を決める為の選考試合に位置付けられていただろう。
つまり、この闘いに勝利したチームこそが執行部役員となり、その中から選ばれた者こそが新たな生徒会長であり副会長となるのであった。
ヒロトもまた、同じクラスの甲斐という生徒に誘われチームを結成すると、その闘いの渦へと巻き込まれてゆくのだった。
またこの祭りの合間を狙って、その存在も場所さえ明かされていないこの学園に、潜入を試みる集団があった。
彼らの目的は勿論、宇童ヒロトの奪取である。
ヒロト達のチームは苦難の末に勝利を積み重ねてゆくのだが、決勝を前に闘いは学園全体を巻き込むものへと拡大を見せるのであった。
そしてこの闘いが終わりを告げたとき、ヒロトは自分が何者であるのか教えられるのだ。
自らの手により倒した、敵の口から。
その後、新しく選任された生徒会執行部により、学園は生まれ変わるのである。
神童達の、神童達による、神童達の為の学園生活が始まるのであった。
Episode 1 祭り
2025/10/21 08:04
(改)
Episode 2 四天王
2025/10/22 07:06
Episode 3 闇賭博
2025/10/23 14:53
Episode 4 覗いてんじゃねえよ!
2025/10/25 11:43
(改)
Episode 5 女心
2025/11/16 09:33
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Episode 6 兄弟
2025/12/05 21:43
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Episode 7 鳴り響く開演のベル
2025/12/16 14:57
(改)
Episode 8 死のグループ
2025/12/22 21:29
(改)
Episode 9 忌み子
2026/01/09 05:48
(改)