均衡を崩す星
とても遅れてしまいました、大変申し訳ございません
今のサクラは確かに強ええ、圧倒的だ。
ただ負担がでけえ、もってあと3分といったところだろうな。
だからこそ俺がここで攻めきらなければいけねえ!
サクラよりランクは低い、それでも俺にだって意地がある。
「俺を忘れてんじゃねえよなァ!!」
「貴方など敵ではありません!」
レオの振るった剣はヴァナの槍で軽く止められる。
炎ですら彼女に効いている様子はない。
俺程度の力ではコイツに届かない。
それどころか足手纏いになっている。
このままで終わって良いわけがねえ、俺がもっと速かったら、もっと強い炎が扱えたら、コイツにだって俺の剣は届いただろう。
悔しかった、ここまで通用しないとは思わなかった。
さっきの攻撃だってサクラの乱れ斬りが突破しただけだ、俺の攻撃じゃない。
それでも、今俺にできることはあるんじゃねえか?
「再燃、『烽火連天』」
「何ッ!?」
「今の俺ならァ!!テメエも認めざるを得ねえだろォ!!!」
炎の爆発力が彼を後押しする。
燃え盛る炎はレオを脅威として判断するに至る。
「レオ!今しかないよ!!攻め切る!!」
「言われなくても!!」
炎が俺を一つ上に上げてくれた、『終極』なんていえねえお粗末な技だ。
体の温度を上げて無理矢理限界を超えている、こんな技長く使えるわけがねえ。
「出来損ないの『終極』で調子に乗るな!」
「光よ、神敵を浄化したまえ!!」
聖堂の光が一層増すと、光線を乱射し始める。
「クソったれが!」
「面倒な技!!」
「だが!!この攻撃は我の得意!!」
『反射攻撃!』
聖堂から打ち出された光はマークによって打ち返される。
さらに、
「私達だってできることはありますわ!!」
「ここで助けるのが仲間ですよ!!」
『雷鳴魔術 迅雷!』
「私たちに加護を!『瑞風!』」
雷が光を打ち落とし、風の幕はレオとサクラに道を提供する。
「流石だぜお前ら!!」
「ありがとねみんな!!」
二人の剣はヴァナの槍を砕き、彼女に浅からぬ傷を残す。
聖堂の光が弱まり、6人に勝機を感じさせた。
「ヴァナ!死ぬ気で1分粘りやがれ!!」
「! 承知しました!!」
「させねえ!!」
『獅子剣 開闢!』
『月暈』
レオの斬撃は月を思わせる光によって防がれる。
「残念ですが、これで私たちの勝利です。」
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