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底辺から始まる逆転冒険者生活  作者: 蒼井春雨
バレル神聖国編
20/34

バレンディア大聖堂

タイトル変更しました。


旧「ザコでも英雄の夢を見たい」

新「底辺から始まる逆転冒険者生活」

「おはよう、今日は大聖堂に行かねえか?」


レオさんのそんな台詞からバレル神聖国の朝は始まった。

大聖堂は聖都バレンディアの中心にあるそうで、祈りをささげるのは誰であってもできるそうだ。

名所らしいのでぜひ一回見ておきたい。


そんなわけで今日は大聖堂に向かうことが決まった。






ここがバレンディア大聖堂か…

圧倒的、そんな言葉がまず出てきた。

とにかくでかい、そのうえ白を基調とした配色で清潔さを感じる。

そもそものデザインも美しく、お城だと言われたら信じてしまいそうだ。


「そんじゃせっかくだしお祈りしていこうぜ。」

「そうしましょう、迷宮での安全でも祈りましょうか。」


そんなことを話しながら大聖堂の中に入っていく。

外見も凄まじかったが、内装もとにかく美しい。

中に入ると、大勢の信者のほかにシスターさん達の姿が見える。


「はじめまして。皆様方はここに来るのは初めてですか?」

「こちらこそ初めまして。私たちは大聖堂も神聖国も初めてですわ。」

「よろしければご案内いたしましょうか? 申し遅れました、私はシスターのヴァナ。どうぞヴァナとお呼びください。」


ヴァナさんは光を連想させる明るい金髪にシスターの衣装を身にまとった女性だ。

口調は丁寧だけど、無表情でちょっと怖い。

俺達も簡単に自己紹介した後ヴァナさんに大聖堂を案内してもらうことになった。


「大聖堂は礼拝堂としてだけでなく、神聖国の統治施設という側面もあるのです。」


そんな説明を受けていると、前から鎧を身にまとった人が歩いてくる。

「ヴァナさん、あの人はなんですか?」

「あれは聖伐騎士団、神聖国が保有する唯一の武力です。」


「かの有名な『守護者』も所属していますよ。彼が第一部隊の隊長と大団長を務めております。」

「一回会ってみてえな、聞いてみてえ話がたくさんあるんだ。」



「こちらが礼拝堂になります。皆様も祈っていくでしょう?」

「ええ、我らの主目的はそこですから。」

「それではこちらへどうぞ。」


礼拝堂に入ると左右に並んだ椅子と神の像が置かれている。

どの施設も綺麗な印象を受ける。


そのままお祈りをして礼拝堂を後にした。

「俺達はそろそろお暇するぜ、ありがとうなヴァナさん。」

「ええ、こちらこそありがとうございました。」






「しかし大聖堂は凄かったな、また時間作っていこうぜ。」

「そうですね、もしかしたら『守護者』に会えるかもですし。」

「迷宮はいつから潜りましょうかしら?」

「準備もあるからな、1週間後くらいでどうだ?」


話し合いの結果、迷宮攻略は1週間後からに決まった。



バレンディア大聖堂のイメージはサン……な大聖堂をイメージしています。


よろしければ、評価ブクマなどなどしてただけると嬉しいです。

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