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第二十八章76 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】76/序列9席6
【芳一】は、いらつき、
「面倒臭い事は早く済ませたいのだろ?
だったら協力しろ。
お前は協力すると言ったじゃないか?」
と言った。
【レアピュアディア】は、
『ただで?』
と聞いていた。
「は?」
『だからただで情報を提供しろと?
そう言うのか?
僕の飯の種は情報だ。
例えどんな情報であってもただで渡す訳にはいかないんだよ。
それくらいも解らないのか?
頭悪いな』
「何だと?」
『怒ったの?
でも、それはお前が無能だって事だ。
僕から情報を聞き出せない。
無能な探偵だ。
どうした?
悔しいか?
悔しいなら、僕に頭を下げろ。
僕に奉仕しろ。
それなら考えてやらなくもない』
「ふざけるな。
どうせ考えるだけだろ?」
『解ってるじゃないか。
情報ってのはそうやってやりとりするんだ。
弱味を見せた奴が負けなのさ。
あ、つまらない情報を与えてしまった。
この情報の対価はジュースで良いや。
ジュース奢ってくれよ』
「何でお前にジュースを奢らなくちゃならないんだ」
『だったら・・・
何も答えない。
つーん・・・』
「おいっ・・・」
『・・・』
「しゃべれっ」
『・・・』
「何のジュースだ?」
『コーラで良いや。
高いやつね』
「・・・」
と言う様に良いように言い負かされていた。
捜査が難航しそうな展開だった。




