第二十八章68 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】68/序列10席5
【芳一】は、【ミトゥグェツ】の相手をまともにしても仕方ないと思って調査を開始した。
【芳一】は、
「あんたのシノギを言え。
売春か?」
と言った。
【ミトゥグェツ】は、
『男と女の斡旋じゃ。
売春ではない。
俺の事を【巨大売春女傑ミトゥグェツ・トゥオリクォ】と呼び始めたのはお前達【覇王/オーバーロード】達だ。
最初は否定しておったが、あんまりしつこいのでその言い方を受け入れただけに過ぎん。
男は女の身体が欲しい。
女は金が欲しい。
また、逆も然りじゃ。
お互い求め合っての行為じゃ。
それの何処が悪い?』
と言った。
「そう言うのを売春って言うんだよ。
売春行為はそれが他の犯罪の資金源になっている事も多い。
だから、公に許される行為じゃないんだよ。
一般的にはそうなっている。
それが解らない訳じゃないだろうが」
『見解の相違じゃ。
俺はあくまでも斡旋としてやっておる。
売春ではない。
お前達の正義を俺に押しつけるな。
不愉快じゃ』
「あんたこそ、あんたの正義を他者に強要するな。
それで泣く者が居るって事を忘れるな。
第三者の視点から見て間違っていると判断出来ると思うから、僕は売春だと言っている。
どんな言い訳をしようとあんたのやっている事は売春の斡旋だ。
売春と斡旋を切り離して言うな。
売春の斡旋。
それがあんたのやっている事だ。
逃げ道を作るな」
『うるさい奴じゃな。
もう、良いわ。
売春だと思いたくば、勝手に思っておれ』
と言う感じでやっぱり平行線だった。




