第二十八章66 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】66/序列10席3
乱れに乱れまくった痴態をさらした【ミトゥグェツ】は、性を絞り尽くされへばっている男女を尻目に裸にガウンを羽織り、【芳一】達に近づいてきた。
【ミトゥグェツ】は、
『待たせたな。
何ならお前達ともやってみるか?
身体の相性が良ければお前も俺の愛人にしてやっても良い』
と言った。
【芳一】は、
「冗談じゃない。
そんな乱れた環境ならいつ性病を移されるか解ったもんじゃない。
ごめん被る」
と言った。
『つまらん奴じゃな?
そう、言われた事はないか?』
「あぁ、あんたと同じ事していた奴にそう言われたよ。
男と女の違いはあるがな」
『そうか。
お前は女に潔癖でも求めているのか?
女はお前が思っている様な清廉潔白な存在じゃないぞ。
女は影で色々薄汚い事を考えているものだ。
打算でものを考えている。
愛とかぬるい事を主張するのは意外に男だぞ。
女は強かだ。
自分にとって得か損かでものを考える。
結婚もそいつと一緒になれば楽になれるかで決めている奴が多い。
恋愛と結婚は違う。
愛だけでは結婚出来ん。
そう言うものじゃ。
そいつを好いているかどうかは建前じゃ。
女はそう言う生き物じゃぞ』
「そりゃ、あんたの考え方だろ。
全員が全員、同じじゃない。
100人女性が居れば100通りの考え方がある。
あんたと似た考え方をする奴にも言ったが、男と女が揃った時、セックスだけで物を語るな」
『何を言っている?
男と女が揃えばやることは1つじゃろうが』
「そこがつまらないと言っている。
全部が全部、あんたと同じじゃないんだ。
全部一緒くたにするな」
と言う話になった。
やはり話は平行線になりそうだった。




