第二十八章55 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】55/序列12席6
【モゥカリ・マックァ】と3人の女とのセックスに興味を示す【シェイナ】の気をそらすため、【芳一】は分裂し、片方は世界観を展開させて、そこに【シェイナ】を連れていってデートをして楽しませることにした。
【シェイナ】は女性好きだから、そっちの【芳一】は女性形態になっている。
この場に残った【芳一】は、
「調査を開始する。
お前のしのぎを言え」
と言った。
【モゥカリ・マックァ】は、
『はっはっはっ。
ちょっと待て。
今、良い所なんだ。
ここか?
ここが良いのか?』
と言い、女の1人が、
『うん・・・そこじゃない・・・もうちょっと右』
と自分が気持ち良くなるポイントを誘導した。
ある程度セックスをしてからしながら、
『はっはっはっ。
おらおらおらっ
ここが良いのか?
気持ち良いか・・・
・・・あぁ、そういやしのぎの話だったな。
そりゃビジネスだ。
女も上手く使い、相手の弱味を握る。
そうやって俺は成り上がった』
と答える。
セックスをしながら、質問に答えると言う異様な光景が続く。
だが、【芳一】は気にしない事にした。
気にして狼狽えれば舐められる。
だから、何事も無かった様に質問を続ける。
「枕を使って、相手の情報を聞き出し、ビジネスで優位に立つ。
そう言う事だな?」
と。
【モゥカリ・マックァ】は、
『そうだ。
大概のビジネスでは利用される。
人間でもそうだろ。
大概の男はこれでコロッと騙される。
ビジネスは騙し合いだ。
女はその上で必要なコマだ』
と言った。
実に不快な回答である。
【芳一】は、
「1つ言えることは、お前とも気があわないって事は確かだ」
と言った。
【モゥカリ・マックァ】は、
『そりゃ、クソつまんねぇお前と気があうなんざ、変人か童貞野郎くらいなものだ』
と答えた。
とことんまで気があわない会話だった。




