第二十八章51 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】51/序列12席2
【贄喰威】の序列12位、【破滅の商王モゥカリ・マックァ】とは如何なる悪党か?
簡単に言えば、違法取引をしている商人である。
【モゥカリ・マックァ】は、
『よく来たな、【唯野 芳一】。
まぁ、一杯やっていけ』
と出迎えた。
【モゥカリ・マックァ】は、商人である。
この男のやり口としては、日本で言う所の【キャバクラ】の様な場所を多数経営しており、そこのキャスト、キャバ嬢達に【芳一】達を接待させると言う事である。
もちろん、【シェイナ】に対してはホストの様な者達をあてがおうとしていた。
だが、【シェイナ】が好きなのは男性では無く、女性であると気づいた【モゥカリ・マックァ】は、すぐに女性キャストを中心に配置した。
『さぁさぁ、お兄さん。
まずは飲んで飲んで』
『のーんで飲んで、
のーんで飲んで、
のーんで飲んで、
飲んで。
それっ
のーんで飲んで、
のーんで飲んで、
のーんで飲んで、
飲んで。
ほらっ、どうしたの?
乗りが悪いよ。
飲んで飲んで。
口移しで飲ませてあげよっか?』
『あらっ、それは私が』
『いやいや、私が』
『お兄さん、有名人なんだって?』
『私のアドレス、これね』
と言った感じで、女性キャストが入れ替わり立ち替わり自分達をアピールする。
【モゥカリ・マックァ】から【芳一】を落とした者には超特別ボーナスが与えられると聞いて、欲にまみれた女性キャスト達は我先にと【芳一】に群がる。
【芳一】は、
「何のつもりだ?」
と言った。
【モゥカリ・マックァ】は、
『何のつもりは無いだろ?
接待だよ接待。
そのつもりでお前も楽しめよ。
気に入ったのが居ればいくらでも持ち帰って良いんだぜ。
女達もそのつもりでアピールしている』
と言った。
昔の大人の社会では割とありがちな展開だが、【芳一】は不機嫌になった。




