第二十八章48 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】48/序列13席6
【芳一】は、【クォレクトゥア】の遺体コレクションを見た後で、彼女への調査を開始した。
【芳一】は、
「お前のしのぎを言え」
と聞いた。
【クォレクトゥア】は、
『私のしのぎは遺体の売買です。
私のコレクションはその遺体が生前何かしたかが重要視されます。
それ以外は興味ありません。
例えばただ綺麗なだけの遺体などには大して興味はありません。
美女の遺体は高く売れると言うことくらいには興味ありますがね。
金づるとしては美男美女の遺体は集めるだけの価値はあると思って居ますがね。
遺体を集めて居る存在。
結構居るんですよ。
あまり公表はされていない場合が多いのですがね。
人形を集めて居るのと代わりありません。
人形はあくまでも人形。
作り物に過ぎませんが、遺体は防腐処理をした、元生物です。
そこに価値を見出す者は以外と多いのですよ。
それには二大派閥というものがあり、
1つは私の様に遺体にエピソードを求める者。
もう1つは美しさを求める者。
一番価値が高いのはその両方の要素を持つ者ですが、基本的にはどちらかに偏ります。
私にとっては美しさなど二の次ですから、集めた場合は、美的遺体コレクターに高く売れるのです。
代わりに美的遺体コレクターからは大きなエピソードを持つ遺体を回してもらえる。
そう言うウィンウィンの関係がなりたっています』
と言った。
「腐りきってるなお前ら・・・」
『それは褒め言葉として受け取らせていただきますよ。
貴方の否定は私達の肯定と同じ意味ですので。
所詮、趣味趣向の合わない者同士。
理解し合えるとは思っておりませんから』
「遺体にはそれを大事に思う者が存在する。
故人の家族とかな。
それをないがしろにしているんだお前達は」
『死ねば、それは物と一緒です。
私達はそれを集めて居るだけ。
それを否定されてもね・・・』
「・・・」
と言う話になった。
【芳一】は頭がおかしくなりそうだった。




