第二十八章44 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】44/序列13席2
【贄喰威】の序列13位、【死のコレクター/クォレクトゥア】とは如何なる悪党か?
簡単に言えば、【遺体コレクター】/【ネクロフィリア/死体嗜好家】である。
有名な存在の遺体を主に集めており、その存在の死体を奪ってコレクションしている存在。
それが、【クォレクトゥア】である。
ちなみに女性である。
【クォレクトゥア】は、
『ようこそ、私の城へ。
どうせなら、遺体としてきてくれた方が嬉しかったんだけどな。
【唯野 芳一さん】。
貴方は結構、有名人ですからね。
有名人の遺体は私が集めて居る物ですから。
貴方も死んだら私のコレクションに加えてあげます。
死んだ時、どんな服装になりたいですか?
私は遺体が生前、最も気に入っていた服装でコレクションする事を大事にしています。
最も気に入っていたと言う事はその存在が最も輝いていた時ですからね。
その最高の時を腐らない遺体として永遠に形作る。
それが私の生業です。
あぁ・・・
貴方が遺体になった時の事を考えると・・・
濡れちゃいそうです・・・
今すぐ、死んでみませんか?
死ぬなら喜んでお手伝いさせていただきますよ。
思い残しはありませんか?
無念があった方が、遺体は輝きます。
是非、無念を作ってください』
と物騒な事を言う。
【芳一】は、
「イカれた女だ・・・
そんな事を認めると思って居るのか?」
と答えた。
『あらっ・・・
認める認めないは意味がありませんよ。
だって、遺体になるのですもの。
遺体は何も語りませんよ』
「ふざけているのか?」
『ふざけてなどおりませんよ。
私は大まじめです』
と言うやり取りから始まった。
【レディ・フェア】は、
「相手のペースに乗せられていますよ」
と言った。
【芳一】は、
「あぁ、解ってる」
と答えた。




