第二十八章43 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】43/序列13席1
今日から2027年4月後半は序列13席の調査となる。
参加者は、
(1)【芳一】、
(2)【レディ・フェア】/【プロバトルマジシャン】、
となる。
調査対象となる【贄喰威】の序列13位は、背中に【白銀髑髏】4つのタトゥーをした存在である【死のコレクター/クォレクトゥア】である。
【レディ・フェア】は、
「いよいよ私達のターンですね。
これから半月の間、ご一緒させていただきます。
どうかよろしくお願いしますね」
と言った。
【芳一】は、
「あぁ、よろしく。
他の子達にも言ったが、あまり良い仕事とは言えない。
上位になると、それなりに悪意は抑えられているみたいだったが、下位の【贄喰威】は、酷いものだった。
胸くそ悪くなる様な連中ばかりだった。
今度の奴は【死のコレクター】と呼ばれているらしい。
【死】って言葉が使われている以上、悪い予感しかしないのが正直な感想だ。
だからあまり期待しない方が良いと思うよ。
【マジシャン】として他者を楽しませる君とは真逆な連中だと思う」
と言った。
【レディ・フェア】は、
「他の方も言いませんでしたか?
それでも、貴方と一緒なら耐えられる。
うぅん。
それどころか、嬉しいと言ったのではありませんか?」
と言った。
「まぁそう、言われていたけど、でも、やっぱり辛いと思うよ。
ハッキリ言って好感の持てる存在の調査じゃないし・・・」
「それでも貴方と一緒なら嬉しいものです。
今までは大勢の中の1人でした。
でもこれからの半月は二人っきり。
それを嬉しく無いと思う子は居ないと思いますけど」
と言って腕をからめて来た。
やはり、ふくよかなバストが、【芳一】の腕に当たる。
それを嬉しくない男子はほぼ居ないだろう。
【芳一】も例に洩れず、嬉しいのだが、彼はムッツリである。
なので、気にしていないと言う態度を取っていた。
でも、それは人の心理を読むのに長けた【レディ・フェア】にはお見通しである。
彼女は、
「うふふっ、
では参りましょうか」
と言った。




