第二十八章30 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】30/序列15席2
【贄喰威】の序列15位、【悪のカリスマ/シルフィア】とは如何なる悪党か?
この辺りになると、【芳一】の調査に対して、表向きはもちろん、裏でもこそこそ、嫌がらせをすると言う態度は取らない。
調査の時に相手を煽る真似をしても何の得にもならないからだ。
それを知っているのが上位の【贄喰威】と言う事になる。
あくまでも調査期間は友好的に。
この期間に【芳一】達からの反感を買っても何の得にもならない。
だから、あくまでも客人としてもてなす。
それが、【悪のカリスマ/シルフィア】だ。
カリスマと呼ばれるだけあり、その辺りの駆け引きは上手いと言える。
【シルフィア】は、
『ようこそ、おいでくれました。
わたしが、【シルフィア】です。
まずは、私がどの様な存在か?
それを知っていただくために、少々おもてなしやゲームなどを考えております。
どうか、おつきあいいただければ幸いです』
と言った。
【シルフィア】は女性である。
【美彩】は、
「意外と友好的ですね」
と聞いた。
【芳一】は、
「あぁ、その様だね。
でも油断しないことだ・・・」
と言った。
【シルフィア】は、
「何もしませんよ。
この様な時に変な企みをするのは二流以下のやる事です。
一流は時と場合を心得ているもの。
今は争う時ではありません。
調査と私を知って貰うための時間ですよね?
確かに私は裏稼業もやっていますが、表でもちゃんと活動をしています。
ちょこちょこ小細工を使うつもりはありません。
まずはお互いを知る事から。
そこから始めませんか?
私より下位の【贄喰威】達を見てきて疑う気持ちが強いのもわかります。
まずはおもてなしから。
それを受けていただけますか?」
と柔らかな表情で言った。
確かに【シルフィア】の言うように、本当の大物はいちいち小細工は使わない。
デンと構えている雰囲気がある。
【シルフィア】のそれは正にそんな感じであった。
これまでとレベルが違う・・・と言うことなのだろう。




