第二十八章29 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】29/序列15席1
今日から2027年3月後半は序列15席の調査となる。
参加者は、
(1)【芳一】、
(2)【神宮 美彩】、
となる。
調査対象となる【贄喰威】の序列15位は、背中に【白銀髑髏】6つのタトゥーをした存在である【悪のカリスマ/シルフィア】である。
【美彩】は、
「えへへ・・・
何かちょっと嬉しいな。
【芳一さん】と二人っきり。
楽しくなってきた」
と言った。
【芳一】は、
「【美彩ちゃん】、悪いが、そんな良いものじゃないと思うぞ。
調査する対象はクズばっかりではっきり言ってストレスが溜まる。
つい口調が荒くなってしまうんだ。
だから、僕に対して幻滅するかも知れないよ。
僕もムカつく事には許容範囲ってものがある。
だから、相手がふざけた真似をした時は怒鳴る時もある。
君に対して怒鳴るつもりは無いが、近くで見ていると不快に思う事もあると思う。
それでも一緒に調査してくれるかい?」
と言った。
【美彩】は、
「はい、是非。
私に対して怒らないと言う事は一緒に居ても怒ることが無いって事ですよね?
でも今回の調査では、相手に対して怒る可能性が高い。
つまり、私じゃ一緒にいても見れない、【芳一さん】の怒った所が見れると言う事です。
妻としてではなく、【唯野 芳一】の一ファンとして、貴重な体験をさせていただきます。
私の事はお気遣い無く。
私に遠慮して相手にソフトに行くのは間違っています。
怒る時は怒る。
それは良いことです。
ビシッと決めて下さい。
私は横で見てますから。
あ、バックハグして良いですか?
私も調査に入る前にちょっとスキンシップしたいです」
と言って後ろから抱きついてきた。
【芳一】は、
「ははっ」
と苦笑いした。
怒って良いと言われたがちょっとやりにくいなと思ったのだった。




