第二十八章27 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】27/序列16席6
【芳一】は、
「【アンサー・クリエイト】/【機動兵器創成】・・・」
とつぶやいた。
すると、突然出現した部品がみるみる組み上がって行く。
【チェコク】は、
『これは・・・
どういう事だ・・・?』
とつぶやいた。
「今の僕なら、ロボットくらい作れる。
見たところ、同じ系統の巨大ロボなら作れそうだ。
何ならお前の兵器と僕が作った兵器の模擬戦でもやってみるか?」
『ほぉう・・・
面白そうですね。
ペイント弾を使用して打ち合いでもしますか』
「良いよ。
やろうか」
『望むところです。
負けませんよ』
「こっちの台詞だ」
と言う話になって、【チェコク】の用意した【巨大兵器】と【芳一】が作り出した【巨大ロボット】で模擬戦を行った。
【チェコク】の【巨大兵器】は、6本のアームと3つのフェイスを持っている事から【阿修羅像】を思わせる【シクスブリッツ】だ。
【芳一】が作り出した【巨大ロボット】は、【フィギュアスケーター】のスケート靴をスキー板の用に長くした足のパーツと左右アンバランスな腕のパーツが特徴の【スペックホルダー】と言う機体だ。
【シクスブリッツ】対【スペックホルダー】の勝負は一瞬で付いた。
超スピード重視の【スペックホルダー】が格闘タイプの【シクスブリッツ】を圧倒した。
【チェコク】は、
『参りました・・・
・・・見事です』
と悔しさを滲ませながらつぶやいた。
【芳一】は、
「悪いがお前の兵器は兵器としての面白味が無い。
アニメ番組なんかで既に見た事がある様な設定の兵器ばかりだ。
目新しさが感じられなかった。
作るならもっと別の角度で見るべきだ。
それじゃ、僕の作る物には勝てない。
それに、これは見せかけだけの兵器だろ?
お前の主戦力じゃない。
こんなもんじゃ満足は出来ない。
子供に与えるおもちゃじゃないんだ。
僕に興味を持って欲しければもっとマシなやつを持ってこい」
と言った。




