第二十八章16 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)2】16/序列17席2
【禁断道具マスター/クィンキ】とは如何なる悪党か?
簡単に言ってしまえば禁じられている道具を使う存在という事になる。
当然違法である。
【クィンキ】は、
『俺は【禁断道具マスター/クィンキ】。
お前が【唯野 芳一】か?』
と話しかけてきた。
【芳一】は、
「そうだ。
今回、お前を調査しに来た」
と告げる。
『俺がお前の調査を受けるに当たって1つ、条件がある』
「条件?」
『手合わせを願おうか?
俺は大したことの無い奴が俺の事を調査するのに納得していない。
やるならそれなりの実力を示してもらいたい』
「どうやって?」
『俺の【禁断道具】を使って、俺と模擬戦をしてもらいたい。
お前は剣技も得意だと聞いている』
「人格の1つが居合い術の様なものを得意としていただけだ。
別に剣技自体が得意というわけじゃない」
『ならば、剣タイプの道具なら使えるな。
俺も剣タイプの道具で相手になろう。
まさか、ここまで来て逃げるつもりじゃないだろうな?』
「逃げる?
その剣による模擬戦とやらはお前が勝手に言っていることだろうが。
僕がやる理由は無い」
『ある。
お前がそれを引き受けなければ、俺はここでボイコットする』
「これが【真の強者】による強制調査であってもか?」
『そうだ。
そして、【真の強者】にはお前がごねて調査が進まなかったと報告させてもらう』
「そんな嘘が通じると思うのか?」
『やってみなくちゃわからんだろう?
とにかく、お前が模擬戦に応じなければ、それだけ調査も遅くなる。
早くしたければ、俺と手合わせしろ』
「・・・面倒臭い奴だ・・・
やれば良いんだろ?やれば・・・」
『そう、言ってくれると思っていた』
と言う話になった。




