12月15日 るすばん
「今日はお留守番お願いしますね」
「うむ、わしがおるから大丈夫じゃ」
年末年始に忙しくなるから、正月の買い出しに行くとのことで俺と漱印は留守番をすることになった。
たしかに俺と行くよりもおじいちゃんと行く方がいいか
「今年は喜雨がいて有難いわ、おじいちゃんにメモを渡してお願いしてたけれど、多くて大変ですからね」
「どうしてもいつも買う物より多いからか、買い忘れがあるからな...」
「私だけだと多いから持ちきれませんからね。毎日細々と買いに行くのも一苦労だからね...」
「もう高校生だし、1人でも大丈夫」
「わしもおるぞ」
「それじゃあ喜雨、漱印お願いしますね。行ってきます」
買い物に行く2人を見送り、いつもの境内掃除をし始めた。
「神社でお主と2人っきりは初めてじゃの」
「そう?それもそうか、いつもおじいちゃんがいたからね。買い出しのときはおばあちゃんだけになったりしたの?」
「そうじゃの、何回か若葉ちゃんが行ったときもあるが...何日か分けてだったのう」
「俺とおばあちゃんが行けばよかったかもね...」
「たまには雨水と2人で居たいのじゃろ」
2人は仲が良いからのと言われ嬉しい気持ちになった。




