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12月12日 おおそうじ

「喜雨、ここよろしくね」

「分かった」

縁側の拭き掃除を任され、意気込んでいると漱印がやってきた。

「お主学校はどうしたのじゃ」

「来週の月曜日の終業式まで休みだからね」

「そうか、それよりも朝から掃除とは...精が出るの」

それよりもって漱印が聞いてきたからのに...

「今日は大掃除らしいよ、年末年始は忙しいから早めにしないとだって」

「たしかに年末年始忙しいと言っておったのう...」

「漱印も手伝ったら?おばあちゃん台所にいるよ」

うむと返事をして消えていった。


「ふー疲れたのう...お主も適度に休むのじゃぞ」

結局身長が低い漱印に拭き掃除、俺が窓掃除になった。

たしかに朝から掃除してたから疲れ始めてきた。

「もう昼だし、昼ごはんまで少しでも掃除進めたいんだけど...」

「ふむ...たしかに掃除する場所がまだある...それに昼ごはんがより美味しくなるのう...頑張るか」

やる気になってもらえてよかった、もう少し頑張るか

力を込めて雑巾を絞り、自分を奮い立たせた。

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