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11月6日 はださむい

「行ってきます」

「喜雨、まって今日は肌寒くなりそうだからカイロ持っていきなさい」

そこまで肌寒いかな

貼らないタイプのカイロを手渡されながら首を傾げた。

「寒くなかったら使わなくても良いですよ、コートを出すには暑すぎますからね」

「うん、ありがとう。改めて行ってきます」

「はい行ってらっしゃい」


「きうー寒くないか、こんな日に外で体育って鬼かよ」

「肌寒いですね。」

お互い長袖長ズボンのジャージを着てるけど寒いと感じるようだ。

そういえばおばあちゃんから貰ったカイロあったな...

カイロを使うほど寒いかと言われるとそこまででは無いと思うけど使い捨てだからな...

ポケットに手を入れながら迷っていると霧島が不思議そうにこっちを見ていた。

「きうーポケットに何が入っているのか?」

「今朝に貰ったカイロを使おうか迷っています。」

「早くないか?」

驚いている様子だろうが、羨ましいと小さく聞こえたのを聞き逃さなかったぞ

「まあ、まだ使わなくても大丈夫ですけどね」

「じゃあください」

「嫌です」

即答かよとツッコまれるが目が笑っていた。

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