10月10日 ころもがえ
「おはよう…お主服変えたのかの」
「最近寒くなってきたし、衣替えしてもいい期間になったから、漱印は変わらないね」
「わしは寒さには強いからのう」
暑さには弱いと
「むうお主は揚げ足取りじゃの」
「それはすみません、おばあちゃんおはよう」
「わしには挨拶しておらぬぞ」
「…漱印おはようございます」
それでよろしと何故か得意げな顔を冷ややかな目で見る。
「おはようございます、夏服クリーニングに出すから時間がある時にくださいね」
「ありがとう、流石に暑くなる日はもうないか…」
「心配ならまだ置いときましょうか」
「いや多分大丈夫だと思うし、取りに行ってくる。おばあちゃん、クリーニングまで行くの大変なら俺が行くけど…」
「大丈夫よ、ありがとうね。商店街に行く途中にクリーニング屋さんがあるから通り道なの、運動にもなるから本当に大丈夫よ」
少し心配があったけれどおばあちゃんが無理してる訳でもなさそうだな
「その優しさを少しくらいわしにもくれても良いのじゃぞ」
「漱印は優しいからおばあちゃんとかおじいちゃんの方を優先させてくれるよね」
「まあ、わしは優しいからの、雨水や若葉ちゃんを優しくしても良いぞ」
…チョロいな




