9月16日 けいろうのひ
敬老の日、9月の休日で祖父母を敬う日として知られている。
少し暇を貰って商店街に足を伸ばしたのだが、何を送ればいいか...
「諏訪さん、こんにちは。珍しいですね」
「香取さん、こんにちは」
考えながら歩いていたからか、香取さんの惣菜屋まで来てたようだ。
「敬老の日って何かしますか」
「敬老の日?そういえば今日ですよね、祖父母関係なく両親に感謝するくらいですね」
照れくさかったのか目線が下になって、声も小さくなっている。
家によっては違うのか。
「それいいですね、僕の所は祖父母がいるのでどうしようかと...」
「たしかに難しそうですね...私ならお母さんの代わりに夜ご飯を作ったり、お父さんの肩を揉んだりしますけど...参考になりませんよね」
苦笑いで回答する香取さん。
「そんな事ないですよ、少し考えの候補が増えましたし...そういった物の方が喜ばれる気がします。」
それは良かったと零してる香取さんの姿に少し気恥ずかしい。
「あ、ついでに唐揚げ貰えますか。我が家のお気に入りみたいなので...」
「嬉しいです!少し待っててください」
そう言って奥へ行った香取さんを見ながらおばあちゃん、おじいちゃんにしたい事を改めて考え始めた。




