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6月18日 ところてん

なんかあっさりした物食べたいっておばあちゃんに言ってたな…

そんなこと思い出しながら冷蔵庫を物色する。

ここ最近暑い日と少し肌寒い日と安定しない天候で食があまり進まない。そんな俺に心配して食べたいものを聞いてきた。


「何をしてるのじゃ」

めんどくさいのが来た

「めんどくさいとは失礼なやつじゃ、心太ところてんか…」

「食べたいの?」

「うーむ…そんなに好きじゃないからやじゃ」

ぷいっと首を横に振る漱印に思わす目を見開いた。

「へーゼリーみたいな物じゃないの」

「喜雨食べるのか…うーむ…」

今度は頭を抱え始めた、忙しいやつだな。


あれからずっと唸ってる漱印を放置して心太を皿に乗せた。これフォークで食べるのかな…

別で付いてた黒い液体を少し出して味見すると黒蜜だった。

なぜ黒蜜が付いてるか分からないまま心太を食べると酢の味が強すぎて顔をすぼめてしまった。


「大丈夫か…せめて黒蜜を入れたら多少はたべやすくなるはず…」

言われた通り黒蜜を入れると、さっきの酢の酸っぱさが緩和された。あまり食べない味で戸惑ったけど後味がさっぱりとして気に入った。


食べ進めると漱印は微妙な顔をしていた。別にいいじゃないか

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