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6月6日 せんぷうき

暑い…


久しぶりに晴れでやっと雨じゃなくなると喜んだのも束の間、雨の日よりも体力が消耗している感じがする。


「だらしないのう…晴れの日の方が喜ばれる雨を司る神の気持ちを考えてくれ」

膨れっ面になる漱印、涼しげな顔が苛立つ。

「神じゃからのう」

気温は感じないのに味覚はあるんだな…

「それはそれ、これはこれじゃ」

自慢げな顔を思わず睨みつけてしまった。


漱印の言動1つ1つに反応すると体感温度が上がる気がし、途中から無視し始めると前のように周りをくるくるし始めた。

近くにあった薄めの教科書で漱印の頭を叩く。

何をするのじゃと文句を受けるが知ったことか。


やっぱり暑いな…

教科書で扇ぎ始めるとおばあちゃんが扇風機使いましょうかと家に行った。

慌てておばあちゃんの手伝いに向かう。


あ〜生き返る〜

後ろに扇風機があるかないか雲泥の差だ。

さっきよりも断然に涼しくなったことで漱印の行動にイラつかなくなった。

そのせいか漱印が不思議がっている、気温を感じない神に少し愉悦感がしたのはないしょだ。

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