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9月26日 しゅうがわり

どこの湯に入ろうか

2回目だけど、温泉の種類が多く、ついつい迷ってしまう。

露天風呂もいいけどマッサージの所も良いんだよな、炭酸泉という選択肢も

少しウロウロしていたけど、とりあえず真ん中にある大きい温泉に入った。

「お主は大きいのが好きなのか」

「温泉の種類が多いからどこにしようか考えてたけど結局ここに来たって感じ」

「そうか、わしは外に行ってくるぞ」

そそくさと外に向かう漱印を見送り、隣の湯を見ると週替わりの湯があった。

上にキンモクセイと書かれている。

お湯の色が薄い橙で温かそうでそそられる。

早速入ってみるとキンモクセイの柔らかい香りに包まれた。

気持ちいい…

下半身しか浸かってなかったけど結構気に入り、肩まで浸かることにした。

しばらく温泉を堪能してたら、知らない間に漱印が隣に来ていた。

漱印の表情が緩んでいる、俺もかもしれないけど

「お主が気持ちよさそうでの、いい湯じゃのう」

「うんそうだね」

「お主も気に入ってるようじゃのう」

うんと言ったと思うけど声に出たかあやふやだ

温泉で身体も心も解れているようだ。

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