表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
180/206

9月11日 とんぼ

もう夕方か、ちょっと前まで5時くらいでも昼くらい明るかったのに

赤くなった空を眺めながら帰っていると何か横切った。

横切った先を見ると赤トンボが飛んでいる。

赤トンボを見てると何故か童話が頭に流れてくるんだよな、歌詞曖昧だけど

ぼーっと赤トンボを眺めていると何匹か集まってきた。

漱印だったらどんな反応するんだろな

そのまま少し赤トンボを観察してたら、オニヤンマやギンヤンマが飛んできた。

確かに緑があるけど、そこまで虫が飛んでくると思ってなかったから少し感心した。

そろそろ帰るか、漱印の散歩の習慣がうつったのかもな


「ただいま」

「おかえり!お主トンボ見たか?もう秋じゃのう」

「漱印と同じこと思った、なんかいやだな」

「嫌とはなんじゃ。わしと同じことを思った?」

不機嫌になったかと思えば、不思議そうに首を傾げて、ニヤニヤし始めた。

忙しいやつだな

「もうこんな時間か、今日は片付けだけ手伝う。おばあちゃんに言いに行ってくるから受付しといてね。それじゃあ」

後ろから何か言ってるけど聞こえないフリをした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ