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7月31日 すいか
「諏訪さんありがとうございます」
「むしろこちらこそありがとうございます、こんなに貰っていいんですか」
「いいですよ、食べきれますかね」
「ありがとう小夜ちゃん、もちろん美味しく食べきるぞ」
珍しく朝から散歩すると着いていくと、商店街で店番をしている香取さんに出会った。
「久しぶりですね」
「諏訪さん、お久しぶりです、漱印くんも久しぶり」
「小夜ちゃん、久しいのう。それはすいかか?」
「そうだよ、今年のスイカ瑞瑞しくって美味しいの、1ついる?」
爪楊枝に刺さった角切りのスイカを貰い早速食べると、シャクッと爽やかな音を鳴らし、甘い果汁が口に拡がった。
「すっごく美味しいぞ、もう1つくれぬか」
「いいよ!家族で食べるには少し多くて、ここ最近ずっとスイカ生活なの、ひと玉持っていく?」
「うむ!」
元気よく頷いているけど、持って帰るのって俺なんだよな…
でも久しぶりに食べたけど、あんなに美味しいならいいお土産になるかな
その後小さいとはいえ3玉持って帰ると思ってなかったのだった。




