表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
162/206

7月22日 ゆかた

浴衣を着た人多いな

カタカタと聞きなれない音が聞こえ顔を上げると浴衣が目についた。

昼は暑いからと漱印の散歩を夕方に変え付き合っていると、すれ違う人の中には浴衣姿の人が混じっている。

「浴衣いいの、最近流行っているのかの」

「そんなことないと思うけど、どこかで祭りでもやってるんじゃない」

「ふむそれなら霧島が言いそうじゃが…何か言ってなかったか」

「霧島からの連絡はたまにしか見てない」

「可哀想じゃの」

哀れんだ目でこっちを見ないでほしい

「ご自慢のコミュ力で聞きに行ったら?」


まさか祭りに行くことになるとは…

違う神社に祭りがやっていたみたいで面白がった漱印に連れられて足を運んだ。

小さいと言ってた割に人が多く、浴衣の人が結構多い。

「浴衣が多いな、普段着で和服を着てほしいがの」

「和服は結構好きだけど、なんだか敷居が高く感じるかな、特別な日とか門出とかに着るイメージ。あとは華やかで女性が来てるイメージかな」

「男や女と決めつけは良くないぞ、いつも和服のわしはどうなる」

言われて周りを見ると、男も甚平を着ていて祭りを楽しんでいる様子だ。

たしかに今は俺の方が浮いてるかもな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ