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6月16日 みたらし

「幻のみたらし団子って何なの?」

「普段は餡団子を売ってるんだが、和菓子の日だけはみたらし団子を売るんだ」

「いつもの所ってそういうのしてたんだ」

「あそこの和菓子美味しいからばあちゃんのお気に入りなんだ」

「おばあちゃん生クリームあんまりだもんね」

「香ばしく焼かれた団子に甘じょっぱいタレが良いんだ、和菓子屋だから餡は沢山あるがタレはあんまり用意できないらしい」

「タレ用意してないの」

「多種多彩の和菓子を置きたいかららしい。それで餡の種類を増やす代わりにタレを作らないそうだ。でも、お孫さんの1番好きな和菓子のみたらし団子を用意したいってことで、和菓子の日だけは出すことにしたって聞いたぞ」

へぇと話し込んでいるうちに和菓子屋の前まで来た。

店内に入るといつもよりも人が多くレジには列ができている。

「お年寄りの人が多いね」

「まあ馴染み客はよく知ってるからな…売り切れてないといいな」

そんな心配も杞憂で1人3本ずつ食べれるくらいは買えた。

あとは内緒とのことで2人1本ずつ食べてから帰路に着いた。

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