表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/206

5月13日 てすと

「きうー勉強したかー」

「少しくらいはしました。」

「俺全然勉強してない」

と言うやつほど勉強やってるのがセオリーだな...


英単語を最後まで頭に詰め込みながら、適当に相槌をうつ。これから一週間はテストだと思うと頭が痛くなる。


ふと静かになっていることに気づいた。おしゃべりな隣を見ると真剣に教科書を読んでいる。勉強していないやつには到底見えない。


うちの教室はテスト前に愚痴る人が居ないのか放課後の図書室よりも静かだ。最初のテストだから気合を入れている人が多いのだろう。


カラカラと扉が開く音が響いた。

「出席を取ります。休みの人はいますか...」

いつもの朝礼が始まった、この5分後にテストが始まると思うと緊張する。


「それではテスト頑張ってください。」

「いつもより早く終わったな」

「テストの配布時間を確保するためですね。」


その後すぐに違う先生が入ってきた。

「教科書やノートを片付けてください。テストを配布します。」

生徒は各々片付け始め、先生は不正行為してないか確認し始めた。


テストが配布され、教室の空気が引き締まる。


「テスト始め」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ