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5月11日 とざん

「もうすぐ頂上だな」

「うむたまに山を登るのも良いものじゃな」

「漱印なんでそんなに元気なの」

珍しく神社を閉めて県内の山に登ることになった。

おじいちゃんやおばあちゃんは神社を登り降りするのに慣れているからか俺よりも余裕そうだ

それは分かるが、漱印が余裕なのは癪だな

「お主無理しないように」

「これくらい大丈夫、もうすぐ頂上でしょ」

「けっこう汗をかいてるの水分補給はしておるか」

「摂ってると思うけど」

「喜雨、おばあちゃん少し休憩したいです、木陰で少し休みませんか」

指をさした先にちょうどいい大きさの木陰ができている。

「ふむ若葉ちゃんが休みたいそうだ、良いな」

そう言っておじいちゃんに確認している。

「そうだな、ここも景色がいいからひと休みするか」

気を使われている気がするが、慣れない登山で少し不安があった。

「きう草餅食べるか」

そう言って1口サイズの草餅を差し出された。

「お昼ご飯前だけどいいの」

「ああ少し小腹がすいただろう美味しいぞ」

答えになっていない気がするけどと思いながら手を拭いてからもらった。

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