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4月26日 おんせん
「温泉に行こうか、久しぶりに」
「いいですね」
「ただいま、今日温泉に行くの?」
「温泉!懐かしいの」
おじいちゃんとおばあちゃんが嬉しそうにしてるのが気になって会話に入ると温泉の話をしていた。
「温泉行ったことないな、そんなにいい所なの」
「お主行ったことないのか、ならばぜっったい行くべきじゃ、雨水、若葉ちゃん準備して行くぞ」
3人が信じられないと言わんばかりの顔でこっちを見てくると思えば、慌てて準備し始めた。
大袈裟じゃないか?
「結構広いね」
「露天風呂だからな、喜雨はどうする、俺はテレビがある所に行くぞ」
「人多いから個室みたいなあそこに行くよ」
「なら2人で入ろうぞ」
「嫌って言っても着いてくるでしょ」
おじいちゃんと別れてそれぞれの行きたい所に向かう。
2人で入るとお湯が溢れ少しもったいない気がするけどそれが贅沢で少しワクワクする。
「うーむ思っていたよりもぬるいの、やっぱり雨水の所に行ってくる」
そう言って入って早々に出ていった。
まあいっか1人でゆっくりできるし
心地よくなって静かに目を閉じた。




