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1月29日 みかん
「これで買い終わりね、喜雨と漱印は買う物あるかしら」
「俺は大丈夫」
「ちょっと気になるものがあるのじゃが良いかの」
漱印が気になるものって多すぎるような気がするけど
「それじゃそれを見てから帰りましょうか」
商店街を抜けて帰り道の方向に進む。
商店街の中じゃなかったのか
「帰り道だれど良いの」
「行く途中に見たから良いのじゃ、あそこじゃ」
少し小走りで向かった先には無人販売所だった。
「何かいいのあったの」
「うむ、このミカンが美味しそうで気になってたのじゃ」
ビニール袋から綺麗な橙色のミカンは確かに美味しそうだ。
「じゃあ今日の晩ご飯のデザートに食べましょうか」
料金箱に硬貨を入れて1袋持ち帰った。
「今日はミカンなのか、珍しいな」
「漱印のリクエストでね、綺麗な橙色だから私も気になったわ」
持ってみると少し柔らかくて甘酸っぱい香りがする。
漱印はもう食べてるのか
早速ひと房口に入れるとジュースのように果汁が溢れすごく美味しい。
…漱印に感謝する日が来るとは




