食糧難
メディ・イービルの〜1秒クッキング〜
アシスト「さあ!1秒で出来上がるメディの馬鹿みたいな調理法がこちら!」
メディ「予め用意しておいたご飯に卵をかけます」
アシスト「ま、まさか!?完成だぁー!!」
「これはほんとに料理なのかぁ〜!?」
メディ・イービルの〜1秒クッキング〜 [完]
メディ達は亶ブラザーズを殺めたあと次の目的地へと向かっていた。
メディ「ふぁぁ…。」
アシスト「貴女はもう少し緊張感を持ってください!」
メディ「妄想の中に入ってしまえば
外側からは手が出せない」
アシスト「そういうことじゃ…」
アシスト「ああ、もういいです。言い出したら聞かないのが貴女ですものね!」
メディ「ん…何処に向かってるの?」
アシスト「ッ〜!!!!」
アシスト「貴女が食料を全て食べ尽くしてしまうから近くの街へ行こうとしてるのでしょう!!?」
メディ「私…干し肉とパンしか食べてない?」
アシスト「なんで疑問形なんですか…
それに、干し肉とパン 麻袋3つ分を全て食べてしまわれるなんて……」
メディ「あぁ…眠くなってきたから着いたら起こしてぇ」
〜少女睡眠中〜
アシスト「ちょっと!!私を1人歩かせるつもりですか!!……」
((アシストが街へ着く前に少し「メディ・イービル」について話そう。))
メディの能力【妄想少女】は文字通り妄想する能力だ。 まあ、ただ妄想するだけじゃない妄想した事を現実に具現化又は現象として呼び出すことができる。そしてこの能力には現実にあるものは呼び出すことが出来ない…と言う欠点があった。
もし能力が現代…いや、化学文明が発展していた頃に発見されていたとするならば…はっきり言って
妄想少女などと言う能力は最底辺の1歩手前のようなものだろう。
だが今!メディ達の生きる時代に化学文明は無い!つまりメディは架空の武器も化学の武器も両方兼ね備える…スーパー少女なのである!…以上!
アシスト「ふぅ…やっと見えました! 要塞都市ベーメテトル!」
メディ「遅かったね」
アシスト「妄想で車でも出してもらえればもっと早く着いたと思うのですが…?」
メディ「めんどくさい」
アシスト「いつも通りってことですね…」
アシスト「さあ!行きますよ!久しぶりの街です!」
メディ「食料を買いに行くだけだからね〜」
アシスト「貴女に言われなくても分かってますよぅ…(そもそも貴女が食べ尽くさなければ…)」
メディ「あーしーすーとー?」
アシスト「さ、さあ!食料を買いに行きましょう!!」
〜少女物色中〜
アシスト「なんだかここの街の雰囲気変わりましたね」
メディ「…そう? 覚えてない、、、」
アシスト「前に来た時は貴女…1回も起きなかったもの」
メディ「んーアシスト任せた」
アシスト「はぁ…そう来ると思いましたよ」
アシスト「そこのお姉さん最近この街で何かありましたか?」
屋台のおばさん「最近?う〜ん…そうだねぇ〜
あったも何も見た通りさ、小麦が全部病気になっちまってねぇ、この街は要塞都市だろ?だから小麦を栽培する場所もそんなに多く取れないんだよ、獲物を狩ろうとしても森の中には化け物がいてもう3人も狩人が殺られちまってる。家畜を飼育するにも小麦はいるし…まあ、旅人さんには関係ないはなしさ。」
アシスト「なるほど街全体に広がる大飢饉か…すぐに食料を確保するのは難しそうですね…」
アシスト「せめて、干し肉だけでも確保したいところだけど…」
アシスト「化け物…か」
to be continued…
次回!森の化け物と戦闘!?