魔導学園の黒魔術士
読んでくださいねー
「あなたはこの世界で何を求めますか?」
まるで絵具で色とりどりに彩色された空間。
そこに佇む銀髪の小柄な少女と、この空間に召喚された少年・氷導束叉
「はぁ?何を求める?なに言ってるんだよ
.....てかここどこだよ!」
少女は少年の言葉もきかず
「あなたは、いえ.....束叉さんは、この世界で何を求めますか?どうなりたいですか?」
少女はさっきよりも少し強めの口調で少年に問う
「だからなんなんだよさっきから!ここはどこなんだよ、お前は誰だよ.......!説明してくれよ!」
だが少女はその問にも答えず
「もう一度問います、束叉さん。あなたはこの世界で何を求めます?」
「だからなんなんだよ」
「あなたはいつも思っているでしょ?」
少女がそう問うと、少年は目を見開いた
「こんな世界クソくらえって思ってるはずですよ」
それを聞くと少年は微笑し
「フッよく分かってんじゃん....そうだよこんなスリルも何にもない世界死んだ方がましだね.......!」
それを聞いた少女はほほえみ
「やっぱり束叉さんならそう言うと思ってましたよ。だから束叉さんを選んだんですよ」
「え....?選ぶ?」
「はい!そうですよ....束叉さんなら私を楽しませてくれるって信じて選んだんです」
少女はもう一度微笑みながら問う
「ではもう一度聞きます。束叉さんあなたはこの世界でどうなりたいですか?」
すると少年も微笑し
「俺は....力が欲しい!この世界でスリルを味わえるような力が!!」
「交渉成立ですね」
少女は、両手を大きく両方に開いて言った
「私の名前は、黒魔術の魔道書のエリスです。あなたの忠実なしもべとして主の赴くままに力を尽くします」
どうでした!あんまり面白くなかったですよね!でもこれからも出していくんでよろしくです!