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高熱だして唸ってます( ̄▽ ̄;)

あらかじめ書き貯めておいたおかげで今日の更新ができました♪

楽しんでもらえたら嬉しいです♪♪

「………で…………出来…………た…………」

「アラン!」


ギルドにあった工房に籠ること20日。

アランがひさしぶりに出てきて倒れたΣ(゜Д゜ υ)


〔……………寝てる?〕

「だな」


食事はルカの監視の元に取らせていたけど、そのかわりとばかりに睡眠を削っていたみたい。

目の下にはひどい隈。

酷使した体は少し痩せているみたい。


「今日はこのまま眠らせてやろう」

「そうですね。起きたら実戦に使えるか実験と検証が待ってますから」


今回、作成してもらったのは範囲攻撃魔法を封じた杖。

さすがにゲームみたいに誰でも利用出来るって言うのは難しいと言うのである程度の魔力を持っている人向けに作ってもらった。

実際に使うのはアラン。

まずはスライム一万匹に対抗する手段としての戦力増強です。


ギルドの訓練場で模擬戦をしてみた所、シーフのルカが期待以上の戦力と判明。

さすが人狼の血を半分でも引いてるだけはあると大絶賛。


迷宮に再チャレンジするまであと5日。

完成度が気になる所だけどアランには1日ゆっくり休養してもらって、明日からは連携の訓練兼ねて近場のダンジョンに行きます。


























「……………なんでいきなりダンジョンなんだよ………」

「残り日数が少ないからだ。のんきに訓練してる余裕はない。戦闘した事のないアランにいきなり実戦はきついとは思うが、試練の迷宮に入って早々にリタイアされては困るからな」


ディルク先輩の言葉にぐうの音も出ないアラン。


学園に通ってはいても魔力の回復スピードが遅い事から戦闘訓練は行わず座学だけ。

自分の欠点が分かっていただけに魔道具に傾倒した結果、学園長お墨付きを貰うまでの腕前になったとか。

去年卒業して現在、錬金術師として売り出し中。

まだしがらみがないからこそ勇者パーティーのバックアップ要員として学園長からお声がかかったとの事です。


今は立派な勇者パーティー候補です♪


《捨てる神あれば拾う神あり?》

《いやそれは違うだろう( ̄▽ ̄;)》
























「開きました」


あからさまに怪しい罠だらけの扉をルカがてきぱきと処理してくれた。


《鬼が出るか蛇が出るか》

《楽しんでるな》

《そんな事ないわよ?》

「ホノカ。内緒話は時と場合を選んでくれ」


何の事ってカイに聞く前に事態を把握しました。


リアンの不機嫌オーラが半端ない!


「触れてない。鳥籠もない。ホムラとしか話さないでぶちギレ寸前だ」

〔あー…………ごめんなさい〕


今は試練の迷宮に備えて鳥籠をアランが持ってます。


リアンは今回、補助と回復要員だから余計にストレスたまってるみたい( ̄▽ ̄;)


〔リアン♪ダンジョン出たらデートしようね♪〕


デートという言葉に怪訝な表情をしたリアンだったけどデート=二人と言うか一人と一羽に思いいたり…………


「……………分かった………」


うん。不機嫌オーラが上機嫌オーラに変わった。

相変わらずちょろいぞ飼い主(笑)


横にいたホムラは苦い顔してたけど、視線で『あんたはずっと私の横にいるじゃない少しは空気読め』って言ったのが分かったらしく自分の毛繕いしてごまかしてた。


「………………開けて良いですか?」

「頼む………」


ここ数日の付き合いでルカにもリアンの特性(笑)が分かってもらえたようです。

アランだけは?だけどね。

大丈夫!すぐに君にも理解出来るよ(笑)


「宝箱が一つ?」

「………………罠はないみたいです」

「開ける?」

〔前に戦闘態勢を忘れずに〕


私の忠告にみんな素早く武器を構え周囲を警戒する。


「えっ?」


相変わらずアランだけがおいてけぼりです( ̄▽ ̄;)


「ホノカの索敵はトルディア様が直接くださったものだ。油断をするな!」

「わ、分かった!」


慌ててアランが杖を構えると同時に扉が閉まりモンスターがわいて出た。


〔キタ━(゜∀゜)━!ならぬ出たー〕

「うむ。籠の中から応援はしてやろう」


ここは試練の迷宮じゃないから私とホムラも戦えるんだけど、試練の迷宮縛りという事で籠の中から出ません。


〔アラン魔法使ってみて〕

「そうだな」


莫大な魔力を持っているリアンには消費魔力軽減はあれば便利程度の認識しかなかったけど、そこまで魔力が高くなくかつ魔力の回復スピードの遅いアランにとっては、青天の霹靂とも言える事態だったみたい。

魔法威力上昇もね。


「うそだろ………」


狭い室内で仲間に当たらない様に放たれた魔法は牽制としてのものだったにも関わらず、敵を一撃で倒したもんだからビックリしすぎてアランがフリーズ。


〔危ない!!〕

「うわっ」


ガキンって音がしてアランに向かってきていた敵の剣をリアンが叩きおった。


「戦闘中にぼんやりするな!ホノカが怪我したらどうするつもりだ!!」


いや飼い主それはない。

籠の防御力は知ってるでしょうに( ̄▽ ̄;)


やすやすと敵を倒すリアンは最後の台詞さえなければまごうことなき勇者です。


「すまない助かった」

〔ありがとーリアン♪かっこよかったわ♪♪〕

「……………次は気を付けてくれ…………」


うむ。耳まで真っ赤である。


《……………悪女め…………》

《オーホッホッホッ》


悪女笑いは難しい(笑)


























「…………とんでもない鳥籠だな………製作者は誰だ?」

〔ダンジョン産です〕

「そうか………」


ダンジョンで入手するアイテムが規格外って言うのはこの世界もゲームも変わらないみたい。

まぁゲームと比べたらダメでしょうとは思うけどね( ̄▽ ̄;)


あまり長いことダンジョンに潜ってる訳にいかないので今回は地下5階まで行って帰ってきました。


鳥籠のおかげでアランの魔力も底をつくことなく………


「レベルが50も上がっているんだが…………」

「アランも?私は30上がったよ」


おや?上がり幅がおかしくない?

よくよく聞いてみたら元のレベルがかなり開いてた。

アランはレベル25でルカはレベル40。


うむ。二人して今回のでレベル70台になったわけだね♪

善きかな善きかな♪


「ここでも発揮されたか」

〔チートよね( ̄▽ ̄;)〕

「チート?」

〔えっとずるとかイカサマとか………そんな行為を意味する言葉だったかな………〕

「ホノカちゃんの存在自体がチートだと思うけどね(笑)」

「そうだな。本来なら世界に一匹しかいない不死鳥がたとえ珍種といえども存在する事自体、チートと言えるだろう」

「は?え?不死鳥??」

「初耳です」


あらやだ。ルカとアランには言ってなかったかしら?


〔私は不死鳥(珍種)よ〕

「俺は正真正銘の不死鳥だ」


うん。ひさしぶりに聞いたわそのフレーズ(笑)


「……………召喚獣だから喋るのかと思ったが………」

「俺のベガも念話は出来るがホノカほど流暢には喋れないし、ホムラみたいに実際に声を出して喋る召喚獣にもあった事がないな」

〔アランは召喚獣契約しなかったの?〕

「俺の魔力で喚べる存在なんて居るわけないだろう」

〔……………カイの方が元のレベルのアランより低かったけど?〕

「……………………………そう言われてみれば………………いや、でも召喚獣の喚びかけに応えが無かったから……………俺には召喚獣は喚べないんだろう」


少し寂しげに笑うアラン。

召喚獣が喚べたらもしかしたら魔力の回復スピードを上げるなんて特殊能力を持っているかもしれない。

それを期待して何度かチャレンジしてみたけど魔法陣は1度も応えてくれなかったとか。

それは寂しいわ。


「ふむ。もしかしたら喚んだ時にはレベルが低すぎて応えきれなかったのではないか?」

「えっ?」

「ああ、そう言えば先生から契約の際にレベルが要求される事もあるって聞いた事がある」


えっ?えっ?どういう事?何の事?


「召喚獣は相性の良いものが喚ばれるって言うのは知っているよね?」

「ああ。召喚陣を書く際に言われた」

「ふむ。今は相性と言っているのか」

「今は?」

「昔は魔力の波長と言っていたな。波長のあうものがいない場合は当然、喚べない。波長があっても召喚獣を使役するのに必要なレベルが足りないとやはり喚べない」

〔………え~っと………もしかして今なら喚べるかも?〕

「必要とされるレベルを満たしていればな」

「レベル制限があるのは知らなかった」

「稀に召喚主に高い能力が必要なものがいる。姿を固定するために莫大な魔力を引換にするとかな。ホノカが良い例だろう」


そう言えば以前ジュール先生に私を喚び出すのは莫大な魔力を持ってるリアンだから可能だったって聞いたわ。

リアン以外の人だったら魔力枯渇で昏倒レベルって…………

どんだけー(o゜Д゜ノ)ノ


「条件は様々だがレベルが関係する事もある。試しに喚んでみたらどうだ?それでもダメならまたレベルを上げて試してみるといいだろう」

「…………………レベル………今までも1レベル上がる度に試してはいたけど………」

〔今回、一気に上がったからイケるんじゃない?レッツ!チャレンジ♪〕


試練の迷宮に入るのに召喚獣がいるといないじゃ大違いだからね♪

カイのベガは攻撃力としては期待出来ないので試練の迷宮には入らずに実は宿屋でお留守番してます。

緊急連絡用みたいな扱いだけど、ベガは当然と思っているみたいで特に不満はないみたい。

それにベガを喚んでいるとカイの敏捷が上がるから、間接的に補佐はしてるのよね。

だからカイも宿屋に戻ると一目散で厩舎に駆け込みベガのストレス発散で空のお散歩にいったり、何時間もブラシをかけたりと甲斐甲斐しく世話しています。


ダメ元でやってみようって話になったので、召喚魔法陣を描く場所をみんなで探していたらすんごいもの見つけちゃいました♪


ラッキー♪♪♪




試練の迷宮。再入場(笑)まであと4日。


次週の分も書き貯めてあるので大丈夫だと思いますが、早く熱が下がらないかな……

さすがに39度は辛いです(T-T)

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