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プロローグ?

思いつきで書いてますので、更新スピードは遅いです。

一話も短いです。

気楽に読めて気長に待てる方、推薦(笑)

う~ん眩しい…

もう朝?まだ眠いよ……


「………約………目……名」


なに?

何を言ってるの?

後、5分寝かせてよ。お母さん。


「ピヨ」


誰よ人の部屋にヒヨコなんか連れてきたの?


「ピヨ。ピヨ」


あれ?


「ピヨ?」


う~んと………


「ピ~ピヨ……」


なんか私の声に連動してる?


「ピヨピ、ピヨピヨ?」


「まだ……雛……前…………」


あれ?さっきも聞こえたこの声って誰?

男の人の声?


男!

寝室に男!なんで?どうして?


不思議に思いながらも眠い目を頑張ってこじ開けたら

目の前に見知らぬ男の子の顔が!


ドアップ!

しかもデカ!なんでこんなに顔がデカイの?!


「ピ!ピヨピヨピピヨ!!」


あれ?えっと今の声?ってか鳴き声って……


「ピヨ」


あっ、やっぱり私の声だ。



私の声!?


慌てて口を押さえてみて気がついた。

クチバシみたい。おまけに手が羽。

えっ!えっ!?


見える範囲の体は羽毛に包まれて足が爪?ってかどう見ても鳥の足。


鏡!鏡どこかにない?


キョロキョロ見回してたら顔のデカイ男の子が私の体を包む様に両手で抱いて、告げた。


「初めまして。僕と契約してください。僕の名前はリアン。君は………女の子かな?契約してくれるなら君に名前を贈ります。真っ赤な羽毛の雛だからマヒナなんてどうかな?」


センス悪い!


「ピピ!ピヨピヨピピヨ!」


「…………もしかして……怒ってる?」


当たり前でしょ!なによ。その取って付けた名前!

大体、私にはちゃんと名前が…………


名前が………ある……?あったはず………




あれ?あれあれあれ?


思い出せない!

えーなんで?なんで?


「そっか……ん~とじゃあ伝説の不死鳥から取ってフェニってどうかな?」


さっきよりはマシだけど、やっぱりセンス悪い!


「ピ!ピヨピヨ」


首を左右に降って拒否してみたら泣きそうな顔。

男の子がこれぐらいの事で泣くんじゃない!


「ピピヨ!ピヨ」


「あっごめん。えっと……レッド「ピ!」は、嫌なんだね…

じゃあ……スカーレット「ピ!」も嫌なんだ…

う~ん………赤いから赤!

ってウソウソ冗談だから突っつくのやめて痛い痛い!」


真面目に考えろ!


「ううっ痛い…酷い。もう分かんないよ!ホノカ!これならどうだ!!」


う~ん。まぁいいかこれ以上はマジ泣きされそうだし。

いいよそれで。


「ピヨピ」


私が彼の名付けに合意したとたん私達の体が光に包まれて契約完了って文字が浮き出て、次にはガラスを割るような音がして景色が一変した。


「おめでとうリアン。一時はどうなるかと思ったが、無事に契約が出来たようだな」

「はい先生。ありがとございます」

「それにしても真っ赤な羽毛の雛は珍しいな。種族はなんだね?」

「あ、えっと……雛……です」

「種族が?」

「いえあの……閲覧出来るのが名前とレベルと状態?だけみたいで……」

「は?いやいや。そんなまさか。名付けが済んだ以上はこの雛は

君の召喚獣なんだからもっと色々、見れるだろう?」

「いいえ。本当にそれだけです」

「う~ん……名付けに苦労した事といい。召喚獣なのに雛という状態。

私もこんなパターンは始めてだから助言しづらいが……

頑張りなさい。きっとこの子は君の力になってくれるはずだ」

「はい先生。ホノカと一緒に頑張ります」


召喚獣?それって私の事??


う~んとなんか違うような…

でもよくわからないし…

少し様子見てからまた考えよう。




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