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銀世界の花の海で少女は散る  作者: 廃墟無


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15/15

13 殺戮者へと成り果てる

久しぶりなので7,000文字にしました。コメントしろ!!感想かけ!

一瞬だった。


男の腕が唸りを上げ、巨大な斧が空気を切り裂き全身の筋肉を総動員した一撃は容赦なくモチの頭上へ振り下ろされる。


だが、それが届くより早くメリアは動いていた。

地面を蹴り砕くような勢いで踏み込み、一瞬で距離を詰め、次の瞬間にはモチの体を抱え上げそのまま軌道を外すように横へ跳躍した。


轟音とともに斧が地面へ叩きつけられる。石畳が砕け破片が周囲へ飛び散った。

着地したメリアは男へ視線を向ける。


「おいモチ」


腕の中の少女に冷たく告げた。


「お前、俺が助けに入る前提で話しただろ」


モチは曇りなき眼と笑顔で言った。


「そりゃもちろん!」


その時、男の口から怒号が上がる。


「……なんだこれは!」


男の身体は不自然に硬直しており、筋肉は震えているにも関わらず、一歩たりとも動かない。


「動けねぇ!」


男はメリアを睨みつけ言い放つ。


「テメェ……魔眼使いか!!」


メリアは一瞬だけ言葉を失う。

しかし男を見た瞬間その理由に気付いた。


(……発動している)


ゴルゴンの魔眼の一時眼。

だが今のそれは、以前とは明らかに異なっていた。1秒だけ止めるのではなく数秒、数十秒はかくじつにとめている。


(相手を見ている限り……)


一秒。その停止が連続し続ける。

つまり――


(ほぼ永続的に動きを封じることができる)


それはもはや一時眼ではなく石化眼と呼んでも差し支えない能力だった。

メリアは静かに男へ歩み寄る。

男の瞳には、すでに恐怖が宿っていた。


メリアは容赦せず短剣を抜き、小さく呟く。


「…すまない」


刃が閃く。


「生きる為に、死んでくれ」


短剣は迷いなく男の喉を貫いた、少しばかり動いていたが、やがて男の身体が力を失い、崩れ落ちる。


その時、ふいに頭の奥で声が響いた。


「……何故だ、何故……殺す?」


低く、責めるような声には聞き覚えがあった。

メリアの背筋に冷たいものが走る。


「そう……貴方は、その選択をするのね」


どこか哀れみの混じった聞き覚えのある女性の声がしたその次に別の声が重なる。


「それは……私の……」


またも聞き覚えのある男の声だ。


「いや……そうか」


そして最後にまるで感情のない声が永遠と続く暗闇に響いた。


「水上国家に用はない」


「っ……!」


その瞬間、メリアの頭に激痛が走る。


「ぐっ……!!」


あまりの痛さと魔眼の酷使の副作用に思わず頭を押さえた。先程の複数の声が同時に流れ込んでくる。

記憶のようで、記憶ではない。

誰かの言葉のようで、誰のものか分からない断片的な声が頭の中で反響する。


メリアは息を荒くしながら周囲を見回した。


モチは普通に歩いているし広場の人々も何事もないように会話を続けている。

誰一人として、異変に気付いている様子はなかった。


(……聞こえていない?)


メリアは歯を食いしばる。


(今の声……俺だけなのか……)


そう考えた矢先、


「グヴォァ!!」


突如としてメリアの口から血が噴き出した。

身体中の血管の中に虫が入り動いているような感覚、臓器や骨を直接撫でられているような感覚が襲いかかり倒れ込む。


「メリア!?」


モチの驚いた声が聞こえたがその声は遠い。


(吐血……なんでだ……!)


喉の奥に鉄の味が広がり視界がぐらりと揺れたその時だった。

頭の奥で、聞いたこともない色気のあるような声が聞こえた。


「あっは!」


軽く、楽しそうで浮ついた声だ。


「エマの血が反応したってことはー!」


その声はまるで面白い玩具を見つけた子供のようだった。


「メリアちゃん、第一段階の人殺しにクリアしたんだ!」


(……頭に…響く!…)


メリアは歯を食いしばるが声は止まない。


「ならさー眷属の能力も使えるようになったよね!ね!早速さっき殺した人間、操っちゃってよー!」


メリアの視界が赤く染まる。

耳鳴りが激しくなり、膝をついたまま動けない。

それでも、かろうじて声を絞り出した。


「……誰が……使うかよ!……」


「うんうんうんうん!それでもいいよー!だっていずれ使うんだもん!」


遠くから叫び声が聞こえる。


「――おいメリア!メリア!!」


モチの声だ。だがその声も次第に遠ざかっていく。

音が歪み、視界が暗く沈み意識が底へ引きずり込まれるように落ちていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「……ここはどこだ?」


ゆっくりと目を開けると薄暗い布の天井が視界に入った。


「テント……か?」


身体を起こすと、向かいに座っていたモチが肩をすくめる。


「あぁ。あたしに家はないからな。ここに住んでるんだ」


メリアは少し周囲を見回した。

簡素な布と木で作られた小さな空間だったが意外と生きるための設備は整っていた。


2人の間に沈黙が続くがやがてメリアはモチの髪を見て言う。


「……髪の毛の事情も関係あるのか?」


モチは自分の二つ結びを指でつまみながら答える。


「あぁ。あたしの髪の毛、身体には一本一本に魔力が含まれてるんだ。だから高く売って稼ぐ為に伸ばしてるってわけ。」


メリアは一瞬言葉を失った。小さな女…子供が人を殺し、自分を売っていることに。

そんな事はモチは気にした様子もなく続ける。


「名前もな、親があたしのこと犬みたいだって言ってさ」


短く息を吐き続ける。


「捨てる直前につけた名前なんだよ。モチってな」


メリアは未だ喋れずにいた。かける言葉が思いつかないのだ。


「……っ」


「……倒れて悪かった。金稼ぐぞ」


モチは一瞬ぽかんとしたあと、にやっと笑った。


「あぁ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後の展開は驚くほど順調に進んでいった。

あたし達は同じく参加資格を持つホルダーを見つけては戦い、勝てば殺し、その懸賞金を受け取るという生活を続けていった。


最初は危ない橋を渡っているような感覚だったが、気付けばメリアは戦いにも慣れ、金は信じられないほどの速さで増えていった。


メリアはその金で、今までのあたしの生活とは比べ物にならないほどまともな暮らしを用意してくれた。


まともなベッドに暖かい食事。雨風を防げる部屋。

それまで路地や廃屋、テントで寝るのが当たり前だったあたしにとって、それはまるで夢のような生活だった。

日に日に体調も良くなり、あたしはどんどん元気になっていった。


だが、メリアは違った。


夜になるとメリアは一人で座り込み、これまで殺してきた人間のことを思い出しては静かに祈りを捧げていた。

誰に向けた祈りなのかは分からない。ただ、罪を消そうとするように何度も何度も懺悔を繰り返していた。


その回数は日が経つごとに増えていき、祈りながら涙を流す姿を見ることも多くなった。


だが、それも長くは続かなかった。


ある日を境に祈りはぱたりと止み、メリアは涙を流さなくなった。

まるで感情そのものが擦り切れてしまったかのように枯れてしまった。


「ガーベ……モチ。次はどうする」


ある夜、メリアがぽつりと呟く。


「あぁ、それなんだけどさ。たぶん……もうそろそろ始まると思う」


「何がだ」


「王位決定戦。予想だけど、明日には開幕する」


メリアはそれ以上何も言わず、ただ短く頷いた。


「トーナメント戦のはずだからさ、頑張ってよメリア」


「分かった」


会話はそれだけだった。

メリアは静かに立ち上がると、モチの部屋の扉をゆっくり閉め、そのまま廊下を歩き去ろうとする。


「ちょ、ちょっと待ってメリア!」


「……何だ」


振り返ると、モチが扉から顔だけ出していた。


「おやすみ」


「……あぁ」


それだけ言ってメリアは自分の部屋へ戻っていった。

扉が閉まり誰もいなくなった部屋を見ながらモチは小さく呟く。


「……大丈夫かなぁ」


メリアは自室へ戻ると、そのままベッドに体を預けた。


(水上国家に来て、もう二ヶ月は経ったはずだ)


天井を見つめながら、ぼんやりと考える。


(ブルシアはどうしている。ロストは……)


答えは出ない。


(……分からない)


ブルシアが魔王軍に攻められていないこと、ロスト皇王の代わりとは言えないが住民達の先導者になってくれてる事を信じるしかなかった。


(ブルシアのためにも……一刻も早く帰らないと)


思考はそこで途切れ、メリアはゆっくりと深い眠りに落ちていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日。


「さあ始まりました!王位決定戦!!」


威勢の良い司会の声が巨大な闘技場に響き渡る。

まるで古代のコロッセオのような円形の闘技場には、すでに多くの観客が集まっていた。


「今宵、この国の王が決まる戦いがついに幕を開けます!」


観客席から歓声が上がる。


「今回の出場者はなんと八名!以前の大会と比べてもかなり少ない人数となりました!」


その言葉に観客席がざわつく。


「8人…か、どうせ勝つのはレーネ様だろ」


「ええ、そうね。今回の参加者は弱そうだもの」


「特にあの黒と紺色の髪の坊やとか」


「……うるせぇな」


小さく呟きながら、メリアはフードを深く被り、耳を隠すように俯いた。


(使える魔術は魔眼だけ…恐らく本物より優れているからこの領域、国でも魔眼は使えるのだろう…。俺はこの魔眼だけで全員に勝たなきゃいけないのか……)


そう考えてる内にも王位決定戦の始まりのゴングは鳴り司会者の声が会場全体に響き渡る。


「王位決定戦では各選手に魔道具の刀が配布されます!魔力を込めればその者の特性に応じた魔術が発動する仕組みです!炎、風、雷……様々な力が現れるでしょう!」


観客席からどよめきが起こる。


「それでは第一回戦!!

アルストロメリア VS テュランノだぁぁぁぁぁ!!!」


「ウォォォォォォォオ!!!」


闘技場を揺らすほどの歓声が響き渡った。


メリア――アルストロメリアはその声を聞きながら静かに立っている。

自分が歓声を向けられるとは思っていなかったため、わずかに意外そうな表情を浮かべた。


その一瞬の隙を、相手は見逃さなかった。

テュランノが地面を蹴り上げる。

巨体とは思えない速度で闘技場を駆け抜け、一直線に距離を詰めた。


「死ねぇ!!」


振り抜かれた魔道具の刀がメリアの脇腹に深く突き刺さる。


同時に刀へ込められた魔力が解放され、刃から暴風が噴き出した。

巻き起こる風が肉を抉り、血と共に肉片が吹き飛ぶ。


「ぐっ……!!」


メリアの身体が大きく揺れる。


(油断していた……!!!)


傷口から血が流れ、膝がわずかに崩れた。

その姿を見たテュランノは勝利を確信しさらに踏み込み、追撃を狙う。


「終わりだァァ!!」


とどめの一撃を振り下ろそうとしたその瞬間、テュランノの身体が、ぴたりと止まった。


髪の毛一本さえ微動だにしない。

まるで時間そのものが凍りついたかのように。


「……貴様何を!??」


「…。」


次の瞬間、メリアの刃が静かに振るわれ首が宙を舞う。

テュランノの身体は理解する間もなく地面へ崩れ落ちた。


静寂を裂き司会の叫び声が響く。


「だ、第1回戦勝者ァァ!!アルストロメリアーーーー!!」


観客席がざわめき始める。


「今の見たか!?」


「魔道具の不正か!?」


審判が身体と刀を確認するが、異常は何もない。

それに気づいた観客たちは次第に興奮を強めていく。


「すげぇぞあの黒髪!!」


「威圧で動きを止めやがった!!」


「次もやっちまえぇぇぇ!!!」


歓声が闘技場を包み込み。その闘技場の中心でメリアはただ静かに血の滴る刃を見下ろしていた。


「あんた何つったんてんだ!」


声を荒げ医療班が近づいてくる。医療班が鞄から魔道具を出し、指に嵌め、傷口を瞬く間に閉じていき跡すら残らない程の完璧な治療で治した。


「…魔道具は凄いな…。」


そう小さく呟いたメリアの声に反応し、医療班の男が答える。


「この国で使われている魔道具は全て上級以上の代物ですからね。噂では一本の髪の毛が魔道具に入っていてそれが動力となって動いてるだとか。」


「なぁ髪の毛は高く売れるのか?」


「さぁ?魔術を酷使している人のだったら売れるんじゃ?まあ私はその専門ではないので知らないですけれど。」


「そう…か…」


何かが引っかかる気がするが次の試合の邪魔になるだろうと思い、メリアは闘技場を後にし観客席に向かう。


「……えー、続いての第2回戦は!!流汝騎士、キシフォス・ストラティ VS 無銘の兵士だぁ!!」


観客のざわめきが一段強くなる。


「流汝騎士だと……?」


「ブルシアと同じか……それに銀髪だし…何処となくブルシアに似ているな。」


メリアはフードの奥で小さく息を吐く。


(ブルシアと同じ流汝騎士か……次に当たるのはあいつだろうな。なら、この試合は見なくても――)


そう思い、席を立ち視線を外しかけたその瞬間。


「おおっとぉぉ!?まさかの展開だぁぁ!!」


司会の絶叫が闘技場に響き思わず視線を戻す。


視界に写っていた光景はキシフォスの振るった刀を、無銘の騎士が片手で止めている様だった。


「貴様っ!!」


金属同士がぶつかる音は鳴らない。

ただ静かに、手のひらで受け止めている。

そしてそのまま、もう片方の手に握られた刀が、キシフォスの腹へと深く突き刺さっていた。


「グゥ……ッ!」


キシフォスの表情が一気に歪む。


キシフォスは掴まれていた刀へ即座に魔力を流し込み、刃から風を噴出させる。

爆ぜるような衝撃で距離を強引に引き剥がし、そのまま後方へ跳び退いた。


間合いが空く。


だが無銘の騎士は追わず、ただ無言のままキシフォスの腹部をじっと見つめている。


血が滴り風が止む。そして

無銘の騎士の姿が音もなく消えた。


「……?」


観客席に困惑が広がる。

司会も一瞬言葉を失い、慌てて声を張り上げる。


「えーっと……無銘の騎士が闘技場から消えたことにより……キシフォス・ストラティの、不戦勝……かぁ!?」


どよめきが起こる。


「なんだ今の……」


「魔道具か?」


「いや、そんなレベルの魔術じゃねぇだろ……」


メリアは目を細める。


(……腹を刺して逃げた?いや違う。あれは――!)


考えをまとめきる前に、司会の声が再び響く。


「勝者!!キシフォス・ストラティだぁぁ!!」


歓声とざわめきが混じり合う。

一方でキシフォスは腹を押さえながら、わずかに顔を歪めていた。


(私の腹を刺して、逃げた……?何なのだあいつは……。あの異様な身体能力も……気味が悪い……)


血を拭いながらも、その視線は警戒を解いていない。

そして。


医療班がキシフォスの傷を治した直後に会場に声が鳴り響く。


「続いての試合!!アルストロメリア VS キシフォス・ストラティ!!」


名前が呼ばれメリアはゆっくりと立ち上がる。


(回復はしたが……連戦か。さすがにきついな……)


闘技場へ視線を向けた、その瞬間だった。

キシフォスを中心に、目には見えない“何か”が膨れ上がる。魔力とも違う、だが確かに圧として存在する何か。


目を見開いた瞬間、その何かが爆ぜた。


「――ッ!」


衝撃が空間を歪めるように広がり、空気そのものが押し潰される。メリアの身体が衝撃に耐えきれず浮き、壁に叩きつけられる。


(まずい……な)


意識が急速に遠のいていく。視界が暗くなり、音が消え――そのまま、メリアの意識は途切れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


メリアが目を覚ますと、視界いっぱいに青が広がっていた。

どこまでも続く海が波を立てる。さっきまでの闘技場の喧騒が嘘のように消えている。


「……ここは……」


ゆっくりと上体を起こしながら、メリアは周囲を見渡した。


(時間逆行……したのか?)


「巻き込んでしまって済まない。私の魔術が原因かは分からないが……かなりの人数に被害を出してしまったようだ」


メリアは反射的にそちらへ視線を向けるが、直ぐに正面へと視線を向き直す。


「……お前、キシフォス・ストラティか…服、破れてるぞ…。」


「恥を晒してしまったな。」


そこにいたのは、確かに先ほど闘技場で戦おうとしていた流汝騎士だった。


(こいつがここにいるってことは……時間逆行じゃないな。なら強制転移か……?いや、情報が足りなすぎる。考えても無駄か)


思考を一度切り捨て、メリアは短く息を吐く。


「今の状況と誰がやったか分かるか?」


問いかけに対し、キシフォスは少しだけ視線を海へ向けてから答えた。


「推測に過ぎないが状況からすると……無銘の騎士と呼ばれていた男の仕業以外あり得ないだろう。あの一撃はただの攻撃ではない。遅れて発動する類のものだと考えるのが自然だ」


「……だろうな」


メリアも同意するように小さく頷く。


「それともう一つ」


キシフォスは続ける。


「私たちはどうやら、水上国家とは別の場所へ転移させられたらしい」


その言葉に、メリアは眉をわずかに動かした。


「なるほどな……それにしても、あの無銘の騎士が起こした事象を、お前がわざわざ謝る必要はないだろ」


その言葉にキシフォスは即答した。


「いいや、ある。私が不用意に間合いに入ったことも原因の一つだ。結果として被害を広げた以上、無関係とは言えない」


「……そうか」


メリアはそれ以上は何も言わなかった。


(真面目なやつだな……)


「まあいい。原因の追求は後回しだ。まずは水上国家に戻る方法を探す」


そう言って立ち上がろうとした、その時だった。


「アルストロメリア」


キシフォスが静かに呼び止める。


「……なんだ」


「お前は、この島から出る方法を知っているのか?」


一瞬、思考が止まり、改めて周囲を見る。


「……島?」



広がるのは海、そして限られた陸地。

ここでようやく、メリアは状況の一端を確認する。


(……閉じ込められたのか?)

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