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リアルで魔法を使える私(魔女)はゲーム内でも魔法が使えるようです。  作者: みかんの実


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第25話 リアルで魔法を使える私(魔女)はゲーム内でも魔法が使えるようです。

「うーん、武闘祭ねぇ....」


悩んでもしょうがないとはいえ...


さくり。


甘酸っぱい味が口の中に広がる。


私が今食べているのはフルーツタルトで、シーナがショートケーキ。


飲み物は紅茶!


コーヒーなんて、私達にはまだ早い。


私達は今とあるカフェに訪れている。


ゲーム内ですよ!こんなにおしゃれな飲食店まであるとは恐るべし。


「しーな達は主催者側でもいいみたいだしそんな悩まなくても....」


シーナは大きく口を開け、おいしそうに身悶える。


隣の芝生は青く見えるとかいうけど、青く見え過ぎではなかろうか。


「ちょっとくれない?」


一口だけと言われたので、あくまで一口分食べる。


大体ケーキの3分の1を食べた。


「クリーム付きすぎ。」


いやごめん。


「すみふぁへん...」


......平和だなぁ。


ここ最近であまりにもいろんなことがありすぎたんだけど....


「そういえばさ、配信ってどうしたの?」


「瑠奈とやるときはギリギリの戦闘多いから録画にしてる。そうじゃないと邪魔になっちゃうし。」


「武闘祭のときは多分配信するよ」とのこと。


「私そんな戦闘ばっかしてたっけ?」


「してるよ」


「してるかぁ....」


一瞬で即答された。


確かに何かしらやっていて暇な時がなかったかも。


「トラブル体質とか....すみません、このチョコレートパフェください。」


「...シーナさぁ。それ十品目だよね?」


「ルナも五つ目でしょそれ。」


2倍の差があることに気が付いてないのかな....


「...私はシーナと戦ってみたいなぁ。全力で。」


ぽつりと漏らした独り言。返答はすぐに返ってくる。


「いいよ。じゃあ強くならないと。」


「えぇ?これより強くなるの?私勝てる気しないんだけど...」


「過度な謙遜は嫌味になるよ。気を付けてね。」


「あ、はい......」


注文した品が届いて、しばらくして。


「会計は.....一、十、百、千、万、十..え?」


見なかったことにしよう.....


「そういえばルナ。」


今日は早めにログアウトするかと、カフェを出て適当に歩き回っていたとき。


ふと思い出したかのようにシーナが切り出した。


「ルナって、なんで魔法が使えるの?ゴミ職って有名なんだよ。」


「ん~....私がリアルでも魔法が使えるからじゃない?」


リアルで魔法を使える(魔女)はゲーム内でも魔法が使えたっていうね。


「なにそれ。」


冗談に思われたらしく、鼻で笑われる。


別にいいけれど。


「手の内は明かさないってこと...まぁいいけど。この前面白そうなとこ見つけたのしーな。行かない?」


『睡蓮の湖』という場所らしい。

この世のものとは思えない絶景で、この世界の行ってみたいランキングに堂々とランクインしているのだとか。


ただ、敵が強すぎるせいで最前線を走っているようなプレイヤーでもないとたどり着けないらしい。


「先行ってるね。」


びゅんっという効果音が聞こえてくるような気がするくらいシーナは全力で走っていった。


あまりの急展開についていけず、私はしばし放心する。


そして気が付いた重大な事実。


「まって!私、その場所知らないんだけどぉーーーーー!!!!おいてかないでーー!!」


少し楽しそうでいて、それでいて悲痛をはらんだ声で叫んだ。


かなり遠くに行っていたらしいシーナはチャット機能を使って、ようやく私がついてきていないことに気が付いたのだった。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

完結となりますが、もしかしたら後日談として武闘祭の話などを書くかもしれません。

ではまたどこかで、お会いいたしましょう!

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