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追放危機カンダ視点後編

R15 ホラー注意!カンダ視点です。神様や彼の強さに疑問を持つ方は、おとぎ話で彼らの経歴を確認してください。

吸血樹の森の周りには結界が張られていた。

大方、教会が一般人の立ち入りを防ぐために張ったものだろう。

けれども、これらは中に入ったものを隠し、出れなくしているようだ。

結界を破った瞬間、アルタの悲鳴が聞こえた。


「助けて、助けて、苦しい、怖い、嫌だ。」

俺はすぐにアルタの声がする方に走った。

足元から伸びてくる吸血樹の根や頭を避けながら。

足元にはやつれた人が頭だけを出して、何十人も植っていた。

あの神殿叩いたら、どのくらい埃出るんだろう。

別の神殿に登録した後に、叩こうと思ってたけど、もっとはやくやっておけば、アルタをこんな酷い目に遭わせなかったのに。

「助けて!怖い!」

地面に足が埋まりかけ、吸血樹の根に絡め取られたアルタがいた。

俺はこれ以上アルタを苦しめ殺さないために、吸血樹に言霊を使った。

「枯れろ!吸血樹」

言霊を使うと、吸血樹は動きを止めて、嫌なくらい茂っていた葉っぱは茶色くなり始める。

血がとられ、青白くなったアルタを地面から、吸血樹の根っこから引き抜く。

「カンダ、貴方は一体」

アルタが何か聞いてきたが、答えるままなく気を失った。

俺が言霊を使えるのは、二柱の神様との間だけの秘密。聞いたり、見たりした人は気を失って、言霊のことを忘れる。

ここに植っている人たちもそうだ。

全員を抜いて、ヒールをかけるのは時間がかかりすぎる。

俺は、人助けとあの神殿への嫌がらせも兼ねて、全員を剣で首を切って、神殿送りしてあげた。


横抱きから背中に背負い直し、ヒールをアルタに掛けながら次の神殿を目指す。

転移使いたいけど、あれは子供や怪我人のアルタには、負担になる。

走って、目指さなければいけないな。

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