表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/30

追放危機カンダ視点前編

R15 ホラー注意!

カンダ視点です。クズっぽい口調にしています。

神様や彼の強さに疑問を持つ方は、おとぎ話で彼らの経歴を確認してください。


「あのものは、死にすぎるのに嫌気がさしていたようで、復活したら、パーティ脱退を宣言しました。」

そんなことを真っ白な神官服が黒ずんで見えるくらいの黒い嘘を神官、クソガキは吐きやがった。

「アルタがそのようなことを言うわけがございません。アルタはどこですか?」

「アルタさまは、本当にそのようなことをおっしゃりました。なんなら周りにいた神官たちも聞いていました。」

「アルタからは何も聞いてない」

そう言って、一人の神官を呼び出す。

以前、アルタが死んでいる時に代わりにと紹介されたクソガキのガキだ。

「本当に困った人ですね。旅の途中で勇者パーティを勝手に抜け出すなんて。」

「アルタはそれに納得したのですか」

アルタを馬鹿にするような嘲笑を浮かべて、話しかけてくる。

「アルタさまは、抜ける際、私の息子を推薦して去ってゆきました。」

クソガキは、どこか嬉しそうな笑みを浮かべている。

「そうか、アルタどこですか?」

「もう脱退したのでアルタさまは、勇者パーティと関係ないでしょう。死にすぎるアタシは勇者パーティに相応しくないとも言ってました。」


クソガキは四度目の嘘をつく。

「ことわざで勇者の顔も三度までと言う言葉を知ってるか?」

殺気を出し、声を低くし、ドスが聞いた声を出す。

頭の中で、一つのスキルを選択する。

「知ってますとも、有名なことわざですよね」

クソガキのガキは、突然の俺の雰囲気の豹変に驚きつつ答える。

「じゃあ、お前は自分の親がやらかしたことを見て、正直に答えろ。」

そう言って俺は、とある液体の球体を魔法で作り、浮かせ、クソガキに投げつける。

クソガキに当たった瞬間、煙を立てて、服や肌が溶け始め、クソガキの悲鳴が響く。

「ヒュドラの融解毒を100分の1まで埋めた液体だよ。大丈夫、30分くらいしたら溶けて死ぬことができるから」

クソガキのガキは、クソガキを助けようと魔法を使って、神殿送りをしようとするが、液体の後に、スキル無敵状態をクソガキにかけているので、融解毒以外では死なないようにしている。

「お前は正直に答えてね。アルタどこにやった?

正直に答えてくれたら、お前のお父さんを神殿送りにしてあげる。復活には一年以上かかるかもしれないけど」

アルタと子供たちがここにいなくてよかった。

こんな俺を見たら、せっかく信頼してもらえてるのに、怖がられてしまう。

「神殿の西の方に吸血樹の森があって、そこに埋めに行ったと聞いています。」

震え、怯えた目をクソガキのガキは俺に向けながら答えた。

「もう一つ質問だ。これは正直でなくてもいい。お前はヒュドラに仲間が襲われそうになったら、どうする。」

「神殿送りします。それ以外の選択肢がありません。」

怯えながらその答えしか答えない。嘘でもいいから、自分が犠牲になると言うのはないのか。

「お前じゃ、アルタの代わりにはなれないよ。やっぱり、勇者パーティにはアルタが必要だ。

神殿のものに伝えて、勇者パーティにはアルタが必要って」

この世界では命は消費物ではない。

だから、偽物の死が身近である。故に生きていることの大切さがわからない。アルタは大切だとわかっていて、子供たちを守るために自分を犠牲にしてくれる。

その姿を、子供たちや俺は好ましいと思ったんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ