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6睡目 ひとりぼっち遊園地
暮れていく空
回る観覧車は逆光で真っ黒
午後5時までのチケット
4時40分を指す時計
今までめいっぱい遊んでいたけれど
あと20分でおしまいだ。
時間が過ぎたら
過ぎたら?
おとうさんもおかあさんもいない
一人きりだ
一人で生きていかなければならない
どうしたらよいのかひとつも分からない
ここで働くのかそれとも追い出されるのか
わからない
わからない
けれどとりあえず
最後に観覧車に乗ろう
高いところにいれば押しつぶされそうな気持ちも高く上がっていかないだろうかと望みをかける




