テストおわり② 望side
「え?帰るの?」
ゴソゴソ身支度始める俺にりこちゃんが慌てて聞いてくる
「いや、さすがに、ねえ?
俺も男だし?オオカミだし?理性っていうものが、ね、いつ壊れるのかわかんないし?w」
「なんで?ダメなの?」
えーなーに言っちゃってんのこの子!
ダメでしょー!
「ダメでしょーよー!」
「でも、ママとパパは付き合ってたら普通のことだって言ってたよ?」
ママー!、パパー!こらー!
りこちゃんのお母さん(自称)?!怒るよ!
「りこちゃんさあ、
自分を大事にしないと!そんな安売りみたいにしたらダメだよ〜」
「望くんはりことしたくないんだーふーん」
「したいに決まってるだろ!男だぞ俺!w」
「りこも望くんが大好きで大切だからしたい」
「………………」
出たよりこちゃんのたまにくる男前発言
何も言えなくなる俺。笑
「でも望くんが大事にしてくれてることは伝わるし、
望くんの意見を尊重したいと思ってる
いつも勝手に突っ走ってごめんね」
「いや、りこちゃんは謝らなくていいし、
俺はキスとかハグとかでも充分伝えられる範囲だと思う。決してしたくないわけじゃなくて、今もこう言ってること家に帰ったら後悔するかもしれないけど、りこちゃんのこと傷つけたくないんだよ……俺は……」
「…………っっ……」
うるうるとりこちゃんの目に涙が溜まってる
「ねぇ、なんで泣くのって〜もう」
「……う〜っ………望くんがこんなにりこのこと考えてくれることが嬉しくって奇跡みたいだなぁって思って」
「いや、もう、なんか感謝する範囲広いなぁ〜w」
「……うっ……りこも、ヒック……もう少し知識身につけておくね」
「うん、いや、もう、お願いっていうかもう何もしないでいいから!笑
俺が全部りこちゃんのことは全部やるから!!
でも、準備とかタイミングとか色々あるから」
「……うん、わかった。
……あと望くんが離れていっちゃいそうで怖い」
「どうしてそう思うの……?」
「……わかんない」
「俺がりこちゃんの身体目当てで付き合ったと思ってる?」
「……っ」
フルフルとりこちゃんが首を横に振る
「俺はりこちゃんだから好きになったし外見も中身も全部好きだよ」
「いつできる……?」
「えー、……高校卒業してから?笑」
「え!待てない」
「え!待てない?!」
「うん」
即答じゃん…………笑
「えっ……えー、」
「りこの誕生日は?ダメ?」
「りこちゃんの、誕生日って、4月?
んー、あの、多分1回目でバーンと出来るわけじゃないのよ、りこちゃん、わかるかなぁ?」
「えっ……そうなの?どういうこと?頑張っても無理?」
「いや、できないことはないかもしれないけど、うーん
時間がかかるというか」
俺は何の説明してるんだよwww
「わかった!望くんに全部まかせる!!!」
「おおぅ、ありがとうww」
はぁー!かわいい!笑
これがかわいいと思える俺は末期だなw
「じゃあ今日は深い話もできたし、今日もうは帰るね」
「え!!もう!!
ちょいと、待ちなされ!」
「はいっ!」
「こっちきて」
くいっくいっと手招きされてベットの上に正座で座らされる
「最後にキス、長いやつして?」
上目遣いしてきやがったww
怖いよ、ほんと、りこちゃんが、
策士だよ、ほんとにもう……
「……っちゅ」
「こら!ちーがーうでしょっ!長いやつ!!」
目瞑ったまま怒られる俺ww
駄々こねる子供みたいなりこちゃん
はぁーー。もう知らねーぞ
ぐいっと腕を引っ張って舌で口を開かせる
「……っ!!!」
びっくりして引く身体をすかさず反対の手で腰に回して引き寄せる
ちゅくちゅくと逃げる舌を追いかけて捕まえて吸う
10秒……20秒……と経った所でりこちゃんの力が抜けて
ふぅ……っと2人の唇が離れた
「……満足した?」
おでことおでこをくっつけて息を整えるりこちゃんを見つめる
長いまつ毛が動いて俺を見つめたと思ったら
鼻でフッと笑い俺の手を掴んで自分の胸に押し当てた
「……!ちょ!!!」
柔らかくて温かい制服ごしの大好きな彼女の胸に触れて
動揺を隠せない俺。ダセェ。
「ほんっとりこちゃん……!!!イエローカード!!」
「あと一枚使えるから反対の手で反対の胸も触る?」
「そういうことじゃないの!」
プンスカ怒る俺を見て嬉しそうなりこちゃん
あー幸せだと思いながら2人でもう一回何も言わずにキスをした――――――




