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溺愛彼氏に超溺愛された私の話♡  作者: koruta5


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19/48

お出迎え 望side



 りこちゃんと付き合い始めて

 朝と夜と昼間もたまにLINEするようになった

 あ〜全然会ってない気がするなぁ



 ――ありがとうございました!――

 体育館を出て、部室に戻り制服に着替える

 帰って勉強か〜


 校門の前にりこちゃんがいた

「え、りこちゃん!今帰り?」

「図書室でまこと勉強してました」

 ひょこっと隣から女の子が顔を出してきた

「まこでーす」

「あっどうも」

「りこ、先輩と付き合えてめっちゃ浮かれてました笑」

「まこちゃん!!!しーっ!!!」

 ペシっとりこちゃんがまこちゃんを叩いてる笑

 

「りこ、じゃーねー」

「まこバイバーイ!」

 まこちゃんがぺこっとお辞儀して去っていく


「じゃあ私たちも帰りましょう」

 ふふふっとりこちゃんが微笑む


 きゅぅぅっと胸が苦しくなって大きく息を吸う

 これが胸きゅんってやつか?!


「今俺めっちゃ浮かれた顔してない?笑

 友達に見られたらからかわれて終わりだわ」

 はぁ〜っと片手で口元を覆う


「めっちゃかっこよくてかわいい顔してます」

 りこちゃんがニヤニヤしながら覗き込んでくる

 くそ!!!可愛すぎるだろ!!!


「早く行こっ」

 りこちゃんの手を引っ張って歩き始める

「………っ…」

 ボンっと音が出るくらいりこちゃんの顔が真っ赤になって

 慌ててマフラーで顔を隠してる


 ……もう、可愛すぎるって

 こんなかわいい姿誰かに見られたらどうすんの?

 


「外で結構待ってた?」

「少しだけ…」

「寒いからいいのに」

「望くんに会いたくて…」

「俺は嬉しいけど、みんなに見られるよ?笑」

「私は見られた方が望くんが取られなくて安心です」

「まーたそんな可愛いこと言っちゃってさぁ?」

「手繋いでる方が恥ずかしいです笑」

「俺もー、手汗出るー笑」

「嘘だぁ」

「本当だって笑」

「でも、望くん前に彼女いたことあるって言ってたし……」

 言いながら口が尖っていくりこちゃん

 

「2週間くらいで振られたから笑」

「……あっそうなんだ……」

「嬉しい?笑」

「前の彼女さんに、振ってくれてありがとうって思ってます笑」


 こつんと頭を俺の肩に当ててきた


「なんだそれ〜」

 あ〜ハグしてぇ……

 


「暗くなるの早くなって危ないから

 送ってくね」

「そんな!大丈夫です!」

「本当に心配で俺が無理」

「……ごめんなさい

 何も考えずに勝手に待ってて」

「俺も会いたかったから嬉しいかったけどね」

「……」

「りこちゃんパワーで勉強頑張れるし?」

「……ごめんなさい……」

 しゅんとして小さくなってしまったりこちゃん


「俺に会いたくて待っててくれたんでしょ?笑」

「……はい」

「俺もりこちゃんに会えて部活の疲れ吹っ飛んだし」

 ニカっと笑って見せた

 

 りこちゃんの目を見ると捨てられた子犬のような顔をしていた

 よしよしと頭を撫でると俺の手におでこをスリスリしてきてかわいい


 電車に乗ってりこちゃん家に着くまで

 英語が得意なりこちゃんと単語しりとりしたり

 英会話しながら歩いた


「じゃあまた」

 りこちゃん家に着き、手を振る

「望くん、明日からはもう待ってたりしないで早く帰るからっ……!送ってくれてありがとう」

「りこちゃん、」

 手を広げてハグの合図

 スポッと俺の腕の中に入ってくるりこちゃん

「かわいいりこちゃん、だいすきだよ」

 ぎゅーっと抱きしめて耳元で愛を囁く

「わたしも〜」

 胸の中で声がした

 

「怒ってないからね、」

「うん、わかってる」

 胸に耳をピタッと当ててスリスリしているりこちゃんの

 つむじに唇を当てる


「望くんどこにでもちゅーしてくる」

 つむじを抑えるりこちゃん

「ははっ だめ?笑」

「臭くないかなって笑」

「え、めっちゃいい匂いする」


「ここがいいなぁ〜」

 唇を指さして上目遣いで見られる

「りこちゃんさぁ、ほんと俺を試すよね笑」

「試してますかね?」

「策士だなぁと思って」

「うん?」

「テスト終わったらね」

「おあずけですか」

「うん、待て、かな」


「私がしもべになってる…笑」

「まあ、俺を煽ったバツかな笑」


「……??」

 

「可愛いおねだりもいいけど、

 あんまりやりすぎると痛い目にあうかもよって話」


 あー多分俺、目が笑えてないかも笑

 一瞬少し怯えた顔にりこちゃんがなったのがわかった


「じゃあまたね、寒いから早く中に入って」

「はい」

 バイバイと手を振る


 あ〜我慢してるのに対してあの煽り方!

 イライラというかもどかしいというか

 

 りこちゃんからしたら我慢しなくていいですよ〜

 いつでもウェルカム〜!なんだろうけど!

 

 俺にもタイミングとか順番ってもんがあるし、

 TPOもわきまえないとってちゃんと自覚もあるし

 何にも考えてないような顔して煽ってくんのが

 すげームラっとを通り越してイラッときたわ笑


 疲れてんのかな〜…

 好きな子にイライラするのとかはじめてのことすぎてわからんw

 

 頭をガシガシっと掻いて

 無防備なりこに我慢を強いられて

 複雑な顔になる望だった――――

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