恋愛脳 りこside
望くんと両想いからの彼氏と彼女……
「りこ!危ない!ほら!!段差だよ!」
「りこー!!前見て!って見てるのにぶつかるって!笑」
「次〜佐伯、佐伯ー!耳栓してんのか?」
望くんの彼女…………ふふふ♡
「りーこちゃん!」
ぱちん!とまこから両手で顔を挟まれる
「うぐっ!」
「りこ、お願い、しっかりして!命に関わるから笑」
「ひゃい、すうぃません」
「付き合って嬉しいのはわかるけど、ボーッとしすぎだよ?力も入ってない!ふにゃふにゃして!」
「ごめんなひゃい」
「手離すよっ」
ふにゃぁ〜
「こら!!!笑 へらへら禁止!!」
「はいっ!」
…………ふにゃあ〜
「これはダメだな笑」
呆れるまこちゃんにも気付かず
幸せオーラの中から抜け出せない私
――ピコンっ―――
[りこちゃん、しばらく会えないかも〜ごめん]
ガタガタっと椅子から落ちる私
「ほら!もう!ちゃんとしてって!」
「まこぉ〜!見て!これ!!!!」
望くんからのLINEを見せると
「あら〜」
っと嬉しいのか悲しいのかわからない顔してるまこ
机に項垂れてガックリしてる私
「まぁ、一生会えないわけじゃないからさぁ?笑」
望くん、うぅ、、。
忙しいのかなぁ……
[勉強ですか、??]
[そそ〜、テストあるからね〜]
[わかりました!頑張ってください]
しょうがないよね……聞き分けのいい彼女を演じるのも辛い……
私も勉強頑張ろう……
―――ピコン――――
[テスト前と期間中部活ないから電車で一緒に
帰ろ〜]
えー!!もう幸せ〜♡♡
「りこ、現実見な。テストまであと2週間あるからね」
「え、じゃあ2週間会えないってことか」
「それまで2人だけの勉強会だー!
図書館いこー!」
「そーじゃん!!帰り少し望くんに会えたりするかな?」
「それ目当てかいっ!!」
「まこ、テスト勉強しなくていいくらいもう天才!」
「りこの脳内は望くんで埋まってしまったみたいね〜」
「大丈夫!まこもいるよん!」
「私の小さなスペースも押しつぶされそう笑」
こんなに楽しみなテストは生まれてはじめて!
でもしっかり勉強はやらないとね!
勉強と恋愛の両立に燃えるりこだった――――




