表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生魔王様のゆるふわ保育園経営日記  作者: 櫻木サヱ
季節イベント大作戦!魔王、園児と共に大奮闘

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/36

おやつ争奪戦

春の遠足で疲れた体も、子どもたちの好奇心には勝てない。

広場にシートを広げ、待望のおやつタイムが始まる。


「園長ー!おやつあるー?」

「わーい!チョコだー!」

リナもユウトも、手を伸ばして嬉しそうにお弁当箱を開ける。


魔王マオは得意げに胸を張り、特製「魔王おやつセット」を取り出す。

ゼリーや星形のクッキー、チョコチップパン、そして魔王流“ふわふわ紙吹雪パン”が並ぶ。

「……本日も甘味……守護力全開……」

しかし魔力を少し使いすぎて、ゼリーがふわっと宙に浮き、紙吹雪パンがキラキラ舞う。


「園長ー!ゼリーが飛んできたー!」

「キャッチキャッチ!」

園児たちは笑いながらゼリーを手で受け止め、紙吹雪パンを追いかける。

親たちも笑いながら、「園長、やっぱり豪快すぎます」とツッコミ。


ユウトがチョコチップをこぼし、リナが拾おうとした瞬間、魔王の魔力が反応。

チョコチップが小さな虹のように宙を舞い、園児たちは大喜びで捕まえるゲーム状態に。

「園長、魔法使いみたい!」

マオは微笑みながら、「……守る……笑顔……混沌の中の楽しさ……」と心の中で呟く。


さらに、ハナがふわふわ紙吹雪パンを空高く投げてしまい、園児たちは空中でキャッチ合戦。

「園長ー!すごいー!」

マオは魔力でパンを軽く制御しつつも、園児たちの笑顔を優先。


その間にも、親たちは園児の食べっぷりや楽しむ様子を見守り、笑い声が園内いっぱいに広がる。

「園長、見てください!みんな楽しそう!」

「本当に、混沌の中でも笑顔があふれてる!」

マオは小さく頷き、心の奥で満足感がじんわり広がる。


おやつタイムの後半では、みんなでチョコチップやゼリーを分け合い、園児同士で小さな交流も生まれる。

「ユウト、これ食べていい?」

「うん、一緒に食べよう!」

魔王はその光景を見守り、戦場では味わえない温かさを胸に刻む。


「……守る……笑顔……甘味も……混沌の中で輝く……」

魔王マオの豪快なおやつタイムは、笑いと混乱、そして小さな幸せで包まれたのだった。


こうしてピクニックでのおやつ争奪戦は、園児たちの笑顔と親たちの笑顔、そして魔王の守護力が交わる最高のひとときとなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ