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あたたかさ  作者: 猫じゃらし/大鋸屑
特別編:小噺集

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ばれんたいんでぇ

お久しぶりです。

バレンタインなので、短編的なものをと思い書いてみました。GLにならないように頑張りましたが、人によってはそう感じるかもしれません。敏感かつ苦手な方はご注意ください。

「バレンタイン?」

「うん。元の世界に、あった行事」

「はぇ〜、好きな人や親しい人に、ちょこれぇと?を渡すのね…スズ、このちょこれぇとって、すぐ作れるの?」

「うん。材料は昨日、買った。下拵えも、ある程度、済ませてる」

「わー、すごい!作ろ作ろ!」


 2人でキッチンに向かう。

「材料は、これ」

「へー、ココアパウダーで作るのね」

 まず、ボウルでバターと砂糖をよく練り合わせる。

 次に、ココアパウダーを入れて、さらに練り合わせる。

「ねりねり、ねーりねり」

 エリカのテンションがなんか可笑しかった。


「あとは、冷蔵庫に入れて、しばらく待つ…エリカ?」

 なんか、顔をじっと見つめてくる。

「…んっ?」

 右頬をさっと指で撫でられた。

「ぁむ」

 エリカはその指を舐めた。どうやらチョコが頬に飛んでいたらしい。

「…へへ、甘いね」

 そう言って、にへらと笑っていた。その左頬には、ココア色が飛んでいる。

「…んっ」

「…ほんとだ、甘い」

 なんだか可笑しくって、ふたりでクスクス笑った。


 完成したチョコは、いろんな所に配った。

 孤児院には、子ども達がもっと欲しいもっと欲しいと集ってくるのが目に見えていたので、院長にこっそりと渡した。何故かおヌシもワルよのぅ、と言われた。

 そして、家に帰って。

「「ハッピー、バレンタイン!」」

 2人でチョコをいっぱい食べた。

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