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あたたかさ  作者: 猫じゃらし/大鋸屑
5日目

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29/34

もうひとつの

「それじゃ、気を付けてね〜」

「ばいばーい!」「またきてねー!」

 孤児院の院長と子供たちに見送られて、私たちは来た道を帰っていく。


「いい子たちだね」

「みんな可愛いでしょ?」


「…ねえ、エリカ」

「ん?」

「やりたいこと、あった」

「ほんと?」

「うん」


 そのまま、家に着く。

「…あ」

「ん?どうしたの?」

「孤児院の、求人情報、あるかな…」

「あー…うーんと…あ、大丈夫大丈夫!卒院する時に『此処で働かないか』って言われた事あるんだった」

「やった…!」


 どうやら、私は人の温もりに飢えているようだった。

 そんな事に気付いた1日だった。

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