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幸せ、後悔
私は普通の子とは違うみたいだ。
私の好きな子はひとつ年下の女の子。
彼女はいつもキラキラ輝いていた。
特に彼女の幼なじみの子といる時が一番輝いてた。
私は彼女を見てるだけで幸せだった。
ある日、そんな彼女から告白された。
一瞬頭が真っ白になった。
そして真っ白の頭が一気に喜びでいっぱいになった。
それから付き合うことになった。
付き合い始めてから気づいた。
彼女は本当に私のことが好きだということ。
そして彼女の幼なじみは彼女のことが好きなんだということに。
彼女は私に話した。
最近幼なじみと話が続かないと。
私のせいで彼女と幼なじみが気まずくなったんではないかと。
私は彼女が日に日に元気がなくなったのに気づいた。
翌日私は彼女の幼なじみと話した。
そして私は思いきって聞いてみた。
「菜穂のこと好き?」
彼女はつぶやいた。
「うん、好きだよ。」
その瞬間腹部から生暖かい感触があった。
あれ?
そして一気に力が抜け私は倒れ込んだ。
彼女は平然とした顔で言った。
「汚しちゃってごめんね。」