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告白、喜び、絶望

「私先輩が好きです!!」


そう言った瞬間、心臓のドキドキが絶頂に達した。


そして先輩からの返事で一気に喜びも絶頂に達した。




(早く、紗央に言わなくちゃ!!)


家に帰って幼なじみの紗央に電話した。


紗央はびっくりしたのか一旦フリーズしたかのように話が途切れる。


(紗央驚いちゃったかな?そりゃそうだよね、本当びっくりだよ)




ー次の日の朝ー


「おっはよー!紗央!!昨日の話びっくりしたでしょ!」


「うん...。本当びっくりだよ...」


そう言って紗央は急ぎ足でクラスに行った。


(どうしたのかな?)



放課後、私は先輩と付き合って初めてのデート。


「楽しみだなー!!」


待ち合わせの体育館前に先輩と紗央が一緒にいた。


(あれ...?先輩と紗央一緒にいるの珍しいな!)


「先輩ー!紗央ー!!」


私は二人に声かけた。


その時だった。



ーバタッー


先輩が倒れた。


えっ...?


一瞬何が起こったか分からなかった。





そして紗央を私に対しこう言った。


「汚しちゃってごめんね。」


その時の彼女は今まで見たことのない顔をしていた。










「誰?」








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