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暴言集

俺ならこんな親は嫌だね。

作者: 尖角

先日、自宅で洗車をしていた時、


子供を自転車の後ろ乗っけて、


電話しながら大声で笑っている人を見かけた。



後ろに乗っている子は、いかにもつまらなそうな顔で、


でも、親は自転車に乗りながらの電話が危険ってことを知りながら笑顔。



俺なら、そんな親は嫌だね。



「危険じゃない」とは言わせない。


子供を乗せれば、ただでさえ漕ぎにくいというのに、


それを片手で漕いで、注意散漫。 フラフラ自転車。



子供は起きている。 そんな親の姿を見ている。


将来、子供が大きくなって、自分で自転車を漕ぐようになった時、


あなたは、どうやって教えるんですか?


「自転車に乗るのにマナーなんてありませんよ」

「例え、事故を起こしたとしても、車が悪いからね」って。


そうやって教えるんですか?


車を乗る俺からすれば、やめてほしいね。



だけど、覚えておくといい。


最近は、歩行者を自転車で轢いた人が、訴えられることもある。


相手を死なせて、何千万という借金を作って、家庭崩壊。



そうなった時、あなたは言うのでしょう。


「運が悪かった」と。



でも、知っておいてほしい。


それは未然に防げたのかもしれないということを。



子供は親の背中を見て育つ。


別に、甘やかせとは言わない。


別に、厳しくしろとは言わない。


でも、どういう行動をとったとしても、


子供は親から教わる。 大人になるまで、親から学ぶ。



俺が思うに、大人っていうのは、


自分で判断できるようになって、


その判断によっての結果に、自分で責任が取れるようになる年齢。


小さい子供が悪さをすれば、親が菓子折りを持って謝りに行く。


でも、ある程度の年齢になれば、


自分で「ごめんなさい」が言えるようになる。



むしろ、ならなければいけない。


いつまでも親に頼っていちゃ駄目だと思う。



あなたは、子供が素直に「ごめんなさい」と言える人間になってほしいですか?


別に、駄目じゃない時まで、頭を下げろ。謝れとは言わない。



でも、自分の意思で“正しく”判断できる人間に育てられていますか?





いつか子供が自分くらいの年齢になって、


子供に子供, つまり自分の孫ができたとき、


「おふくろ(かあさん)のようにうまく育てられるかわかんないけど、精一杯頑張るから」


「俺(私)、おやじ(父さん)みたいになれるかな?」


って言ってもらえるといいですね。




『他人のふり見て我がふり直せ』という言葉があるけれど、


「親みたいにだけは、なりたくない」と子供に言われないといいですね。

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